人物紹介(ネタバレあり)
前章からかなり間が空いたので人物紹介作りました(汗)
《国/土地/用語》
◆イグナーツ王国
世界最古の大国。
◆アンスール学園
イグナーツ王国の重鎮を数多く輩出した名門。
その敷地には森や山、川に泉、と自然も豊富で小国ほどの広さを持つ。
外部を遮断する防護壁がある。
◇クラス・フェオ
アーディたちのクラス。一年生のクラス。
担任はディルク先生。
◇クラス・ウル
フィデリオたちのクラス。一年生のクラス。
《登場人物》
✤アーディ=バーゼルト
本名:アーデルベルト=ゼーレ=イグナーツ。
イグナーツ王国第二王子。
王族に見えない地味顔。
能力的には優秀だが、目立つことが何より嫌い。
協調性がないと両親と兄に言われ、売り言葉に買い言葉でアンスール学園に通うはめに。
✤エーベルハルト=シュレーゲル(通称:エーベル)
金髪碧眼の残念美少年。
魔術の才能はトップクラスの天才だが、言動がおかしい。
アーディを親友と定め、青春を謳歌するためにつきまとう。
美貌と才能だけは人並み外れており、信奉者が多数。王族だと思われている節がある。
悪の魔術師、フェルディナント=ツヴィーベルの末裔。
✤ヴィルフリーデ=グリュンタール(通称:ヴィル)
中性的な雰囲気を持つ銀髪の少女。
アーディのクラスメイト。
健気で優しく努力家。クラス・フェオのクラス長。
魔術学がやや苦手。
アーディを慕っている。
✤レノーレ=ティファート(通称:レノ)
アーディたちよりも一学年上の学園アイドルな美少女。
エーベルの幼馴染で、エーベルの容姿に耐性を持つために扱いが雑。
気が強く、サバサバしている。
(自分もなので)強い男性が好き。
アーディのことを気に入っている。
✤ピペル
エーベルの使い魔。
見た目は黒猫で、時々羽を出して飛ぶ。
長い時を生きているため、ジジ臭いのに、エーベルの趣味で語尾に「にゃー」をつけて喋らされている。
実態は使い魔というより家政夫。
部屋の四隅を無視して丸く掃くと怒る。得意料理はタンドリーチキン。
女の子大好き。
✤ディルク=エッカート
アーディたちのクラスの担任。
まだ若いが、学園長の孫でもあり、優秀。
穏やかで優しい童顔眼鏡。
✤フォルカー=フライムート
学園長。
いつもニコニコ優しげだが食えない老人。
✤フィデリオ=ベルンシュタイン
アーディたちの隣のクラス・ウルのクラス長で学年リーダー。
優秀で爽やかなイケメンではあるが、なんとなくアーディとは合わない。
エーベルのことが苦手。ヴィルには好意的。
使い魔の鳥の名前はメーロ。
✤取り巻き衆
同じクラスのエーベルの信奉者。
エーベルと親しいアーディにジェラシーを剥き出しにする。
ちっさいの、でっかいの、太いの、メガネ、出っ歯など――未だにアーディは名前を覚えようとしないが、「太いの」の名がイステルだということは判明している。
✤リュメル=ケンプファー
生徒会長。
レノーレに気がある。ただし、嫌われている。
✤カティンカ=ティルピッツ
校医。
王族であるアーディを前にすると異常に緊張する。
通称、カティ先生。
✤ジークヴァルト=リーデ=イグナーツ
アーディの兄でイグナーツ王国の王太子。
カリスマ性はあるが、人をからかうのが好きな困ったさん。
弟が可愛いものの、可愛いと言うとドン引きする弟のため、なるべく言わない。
✤アルベリッヒ
ツュプレッセの森に住む妖精。