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特別扱い

作者: Maria

矛盾・嫉妬・闇…






数え出したらきりがない。






今の私は、出来れば誰にも知られたくない。




苦しいんだ。

胸が、ぎゅーってなる。




醜いんだ。

誰も悪くなんかないはずなのに…




別に、全然平気。

ちょっと我慢すればいいだけなわけだし。






私は本来、嫉妬深い人間ではないの。

そんなはずはないの。






なのに…






なのに…




やっぱり苦しいの。




嫌なの。




私だけがいい。




私だけじゃなきゃ嫌だ。






私だけを見てて。




私のことだけ考えてて。




他の子よりも、私のことを愛して。






他の子に優しくしないで。






私だけに微笑んで。






私にだけ触れて。






私以外の女の子と話さないで。






他の子の隣に座らないで。






私とだけ手をつないで。






私にだけ時間を使って。






いつでも私を思っていて。






私を愛して。






私だけ見つめて。






誰にも優しくしないで。






私だけ特別扱いして欲しい。






私が一番じゃなきゃ嫌なの。






好きだって言って。







私を愛して。







夢の中でも私を想って。






秘密は私にだけ…






隣に居られるのは私だけ。







あの子と楽しそうに話さないで。






あの子に優しくしないで。






私だけ特別扱いして。















あーあ。










君を人形にしちゃえれば良いのにな。

そうしたら、君が私だけのものになるのに…ね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 純な思いかと思いきや、最後は怖いですね…。行の空け方なんかもうまいですね。
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