始まりの物語 ～Wokn～ 初めてのギルド依頼 その1
いつもお読み戴き有難うございます。
何故か、夜になると体の調子が悪くなる。未だ、風邪が完全に完治出来ていないのかなぁ。今日はいつもよりやや短め。
ギルド依頼の為に街の外に出る前に、先ずは先程のシステムさんから貰った特典のSTP100ポイントを振り分けてから外に出ようと思う。
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【タツヤ】 age：15 sex：man
job：主： 名もなき流浪人 Lv7 / 副： 開放条件を満たしていません
HP:85/85
LP：30/30
TP:55/55
MP:20/20
STR：100 + 10 （STP+20↑)
DEX：73 （STP+3↑）
SDF：70 + 15 （STP+10↑）
INT：20
IEX：20
MEN：50 （STP+22↑）
TEC：100 （STP+20↑）
RAT：100 （STP+25↑）
STP：0
＜ALT＞：ユニークジョブ持ち/名もなき流浪人/イノの天敵/ギルドマスター/木剣使い/
＜skill＞：剣術系＿＿斬（消費TP1）：Lv5/なぎ払い（消費TP2）：Lv5/滅多切り（消費TP5）：Lv6
忍術系＿＿薬剣術（消費TP1）：Lv8
装備：：
防具： ただの服（上下）/ 皮の鎧 SDF+10 / 守りの指輪 SDF+5
武器： 木の棒+1 STR+10.必要STR20/
所持金：：
ｐｔｓ： 300 / Rp： 5
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...ん...んん......何か、いつもとステータスの表記が違うような....。
まあ、それは後で考えるとして...。今回貰ったSTPは技量や素早さ、魔法防御、物理攻撃を中心にポイントを振り分けてみました。技量や素早さにポイントを振ったのは後少しで丁度数値が100になる所だったから。前回のLvアップと同様、魔法防御力にポイントを振り、ちょっと攻撃力不足感があった為、物理攻撃力にも多く振った。残りの物理命中と物理防御に関しては適当。
称号に関してはまんまなので説明なし。....ああ、早く木の棒以外の武器を装備したい（涙）
他の皆もステータスいじりを終えたみたいなので、装備アイテムの残量等をしっかり確認した後、初めてのギルド依頼に向けて出発した。
道中というか、門を抜けた後、忘れていた大事な事をココロお姉さんに指摘されたので前回同様、門から少し離れた、他の冒険者等の邪魔にならない所でその指摘された大事な事についてを話あった。
「...という訳で。そういえば、月海さんのJobについて聞いてなかったよね。」
「あれ？言わなかったっけ？」
「「「聞いてない（ません）」」」
「踊り子ぽい武闘家...。」
「ちょっと待ったぁ。本当にメインJobにそう書かれている？」
ボクが問い詰めると、月海さんは目線を逸らした。
「なら、ボク達のもJob部分だけ表示で見せるから、月海さんも見せて。」
表示設定から【JobおよびJobのLvのみ表示】を選択してから、月海さんに見せた。
「へぇ～。名もなき流浪人ってユニークじゃない。って、ココロお姉さんに、みかのも？！」
「さあ。ボク達のJobを見せたんだから、月海さんのも見せて。」
「はぁ～。仕方ないっか。...だけど、笑ったりしたらボコボコにするからね？」
「......ほら、これでいいでしょ。」
月海さんが渋々見せてきたJob欄にはこう書かれていた。
【job：主： 血に舞い踊る鬼姫（鮮血の鬼姫） Lv5 / 副： 開放条件を満たしていません】
...............................。
「「「こわっっ」」」
笑う事はなかったけど、想像する事で恐怖を味わった。どうして、そんな変な...もとい物理的に痛いJobに着く事になったのかと聞いてみたら、元々、ベータ版では武闘家というJobで始めたらしいのだが、例の20連続依頼の途中で、武器の耐久値がなくなって武器が消失（武器や防具にある耐久値が0になったら消失する）し、途中で依頼にあったモンスター討滅を止めるに止められない状況だあった為、素手や膝、足蹴り等を駆使して依頼を何とか乗り切ったら、この様なJobに名前が変わっていたとの事。
ベータ版から正式版への一部引き継ぎの際、キャラクターの容姿（主に髪色や髪型など）はいじる事が出来たが、Jobを引き継がずに、他の部分だけを引き継ごうと考えたが...20連続依頼達成報酬で貰ったワンコの写真がリセットされると分かり、泣く泣くベータ版のJob名も引き継ぐ事にしたとの事だ。
で。月海さんの戦闘における位置取りだが、基本、中～遠距離で仲間に支援効果を付与出来る舞いを踊り、隙をみて、前衛に混じれての近接打撃攻撃となる。
タツヤのクラスメイトにして委員長な沙織のゲーム内アバター、月海が真面目っ娘だと思った？.....残念、正体は【鮮血の鬼姫】でした。Jobはこんなんですが、根は優しい女の子という設定です。
