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春夏秋冬家族が増える?

ハル君とも打ち解け早3ヵ月。

みんなも打ち解け家族同然!


「ユウ兄さん。

今日友達と出かけるから

遅くなる」


「ナツちゃんまた今日もなのか?

たまには早く帰ってきてよ。

フユちゃんが寂しそうだよ?」


「ごめん。どうしても行きたいの。」


「そっか…。

夜ごはんはいるよね?」


「いらない、食べてくる

いってきます」


「いってらっしゃい」


んー…。

長女ナツが最近友達とよく遊ぶ…。

少し心配している。


「ハル君。

ナツちゃんが少し心配なんだが」


「心配…?ですか」


「ああ…。

最近打ち解けたと思ったら

またなんかよそよそしいっていうか…。

友達と遊ぶってよく帰りが遅いんだ」


「…それは……。

いや、なんでもないよ」


「ん?なにかあるの?」


「…ナツにも言うなって言われてるし…」


「家族でしょ。」


「…わかった。言うよ。

実はナツ…交際2年目の彼氏がいるんだ。」


「え、そうなの?初耳。」


「そりゃ僕が感づいただけだし

本人は言うつもりもなかったろうし」


「友達ってのは…」


「彼氏の赤城(あかぎ)夜宙(よそら)

一つ先輩。今はもう高校生で」


「…そっか。

まあいいや、学校行ってらっしゃい!」


「いってきます!」


彼氏かぁ。俺の時代なら

中学生で付き合うなんてなかったなぁ。

初彼女は21歳の頃だし、3ヵ月で破局。


―――数日後の夕方――――


ガチャ…


「ただいま」


「おかえり。ナツちゃん。

今日は早かったね」


「友達が用事あったらしいからね」


「そっか

久しぶりにみんなで食べようね」


「うん…」


ナツは嬉しそうに微笑む。


「うっ…!」


その場に倒れるナツ。


「ナツちゃん!??

どうしたの!?」


「どうかしたのか!?

えっナツ姉!?」


「アキ!

救急車呼んで!119!」


「わっわかった!!」


―――総合病院―


「ナツちゃん?大丈夫?」


「あれ…私倒れたんだっけ…」


「うん…貧血で。

それとすっごく言いづらいんだけど」


「妊娠してるんでしょ…。」


「!?

何で知ってるの?!」


「…先週から気付いてた。

妊娠検査薬でも調べたよ…」


「何で言わなかったの!?」


「それはまだ私が中学生で!

どうもできなくて混乱してたら

倒れちゃったって話なんだよ!」


「お父さんは赤城くんだね?」


「…ッ!?

ハル兄!!!!?」


「ごめん…。ナツ。

一昨日聞かれて…。」


「産むつもりはないんだよね?

ナツちゃん。」


「…む……」


「ん?」


「産む!私産む!」


「いや!待って!

まだナツちゃんは中学3年生!

無理だろ…育てることだって難しい」


「私夜宙と結婚する…。

まだ結婚できなくても事実婚で

この赤ちゃんを産んであげるの!」


「ねえアキ兄…。

ナツ姉に赤ちゃんいるの…?」


「フユ…。そうだよ。

…ったくわけわかんねー///。」


「とりあえず…明日。

赤城君たちと話すよ…?

親にも…」


「いいよ。覚悟はできてる。

追い出されても構わない。

夜宙との子だよっ…。

そんなのっ…好きな人の子を…っ

産みたいに決まってるじゃん。

そんなに私は弱くないから!

産みたい!産みたいんだよ!

うああああああああああああんっ」


ナツが初めて声をあげて泣いた。

俺はどうしようもできなかった…。







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