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春夏秋冬ひとつの壁!

――大家族1日目――――


ん…もう朝か?

会社…いかないと…。


ジリリリリリリ!!ジリリリリリリリ!!


「うあああ!

もう8時だぁぁ!

やっばい!」


昨日はみんなが寝付けないから

ずっと起きてたんだ!


「おい!

フユちゃん!アキくん!

起きてッ!時間がないよ!!」


「んあ?

お兄さん誰ー?」


「やっば!

チコクだよチコク!

フユ!早く、着替えな!

ハル兄が起こしてくれれば!」


「ハル君とナツちゃんは

もう行ったよ!だから急げッ。

今日は二人とも車で学校行くぞ!」


「うわあぁ」


もう疲れたぁぁ…。朝からキツイ…。


――Hanaru(ユウキが働く会社)――


「遅れてすみませんッ!」


「大丈夫だよ。

ほら、あれか??

金井(かない)君のところの

子供たちがいるからだろ?

大変だよな。慣れるまで、

有給とっとくか?」


「じゃあ…おねがいします。

明日から2週間ほど…」


「うん。

育児休暇としてでもいいけど。」


「育児…?!

いや…子供養えないんで。

いいです…。」


もう…子供やだ…。


―――19時会社帰り――


そうだっ。今夜ご飯作んなきゃ。


「ただいま。」


「お兄さんおかえりっ!」


ブシューーーーーーーーーーーーーー!!!

なぜハダカなんだフユちゃんは!


「こらっ!

ちゃんと体拭いてから出て!」


「お兄さん帰ってきたから

嬉しいんだもん♪」


か…かわ…いい。


「あ、そうだ。

ご飯は?お腹すいたろ?」


「ご飯はねー

ハル兄が作ってくれたー。

かれーらいす美味しかった☆」


「おかえりなさい。

カレーライス作っておきました。

キッチン借りてしまって

ごめんなさい笑。

あ、フユはお風呂に入れたんで、

後は、ごゆっくりしてください」


どんだけ出来た息子なんだ――――!!


「ありがと。

じゃあ、食べさせてもらうよ。」


「僕、あっためます。」


「本当にありがとう」


こんな息子欲しいな…。


ピルルル…ピルルル


「ハル君スマホなってるよ。」


「あ、はい。」


ピッ


「はい。あ…奈緒(なほ)ちゃん。

で、要件は何?…

うん。……うん。

ごめんね。僕好きな人いるんだ。

これまで通りでいいかな。

…うん。……うん。わかった。

それじゃあね。」


「…どったのハル兄。」


「なんでもないよ。

ほら、ちゃっちゃと

歯磨きして、寝てよ?」


「うんッ。」


「…ハル君?」


――みんなが寝静まるころ―


「…愛結(あゆ)。」


「ハル君。

やっぱ何かあった?」


「ユウキさん!

…。なんでもないです」


「隠さないで?

俺たち、今は家族同然だろ。」


「…実は、さっきの電話。

前付き合っていた、

櫻井(さくらい)奈緒ちゃんが…。

電話かけてきたんです。

もう一度、復縁したいって…、」


「そのことは付き合えないの?」


「はい…。

今…お付き合いしている人が…。」


「…そっか。

んー…俺、あんま経験ないから

わっかんねーけど…。

自分が信じた方を選べば?

ハル君ももう高校生。

自分で判断出来るだろ?

弟と妹を引っ張ってくお兄ちゃんなんだから」


…何偉そうに言ってんだろ…俺。


「ありがとうございます。

僕、明日、奈緒にちゃんと話します。」


「おう!ガンバれ!

あ、そうだ。

もう俺たち、仲間なんだから、

敬語つかわんくてもいいよ。」


「そ…そんな。

お家に置いてもらっているのに…」


「なんだ?

恋を語った仲間だろ!」


「…。はいっ!

そうさしてもらうよ。」


「じゃあ、もう寝よう。

悩みなくなったろ!」


「うん!

ありがとう!」


こうして一つの壁を乗り切った。




しかし、また新たな波が来るとは

誰も思わなかった。









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