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科学者だって魔法を使いたい!  作者: メガ・ウルトラギガ
勇者の目覚め 出会い編
1/16

序章 起動

【起動】

――これは、もう一度“未来”をやり直すための物語。


20XX年。文明はエネルギー危機により崩壊寸前。空は灰色に曇り、希望は失われていた。

15歳の科学者候補ヤマト・タケルは、薄暗い研究所の地下で、一台の機械に最後の電力を注ぎ込む。


それは彼と“誰か”が共に作ったタイムマシン。

けれど今、タケルはその“誰か”の顔も名前も思い出せない。


「俺が、やるしかない……を、……を!!…あの未来を変える……!」


画面に映るのは、死にゆく初恋の人。

そして、命令違反を理由に上層部に殺された親友。


手が震える。だが、押した。

起動ボタンを――。


「やめろっっっ!!!!!タケルっ!!!!!」


懐かしい声が聞こえた気がしたーーー




暴走―。白光。衝撃。

音も色も重力さえも失った無の中で、タケルの意識は溶けていく。


ーー気がつけば、そこは草原だった。


空は蒼く、風は暖かい。

そして魔物の咆哮と、少女の悲鳴が響いていた。



「悲鳴っっっ!!???」


声の聞こえる方向に駆け出していた。



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