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人類滅亡学者の旅路  作者: さくら
人類滅亡
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見た目

 途中トイレに行く。

 本当は何処でもよいのだろうけど。

 

 うむ…確かに男だった…よし。

 鏡に顔を映す。


 なんてゆーか、…思ったより、だいぶ幼い。

 僕には社会で、働いている記憶がある。

 でも、この顔は、10代の顔…多分…15歳前後?

 僕は、人の年齢を当てるのが割と得意。

 着眼点は首です。

 人は首に年輪が出来るのです。

 だから、どんなに若作りしても、僕が首を見れば分かってしまう。誤差は1、2歳くらい…だから僕の年齢も、わりと合っていると思う。


 この記憶と現実との差異は、なんなのだろうか。


 鏡を見つめる。

 むむ、…見目は割と良いかもしれない。

 でも、格好良いというより、こりゃどう見ても可愛い系だよね…。

 女の子だったら、モテたかもしれないけど、男の子では、馬鹿に、馬鹿にされてたかもしれない。


 いやいや、ますます人類滅亡して良かった。


 日本の古の英雄、日本武尊だって、女装してバレないほどだから女顔だったのだと思うし…全然平気だし、気にしてないし、…まあ数年もすれば、背も伸びるし格好良くなると思う。


 人類最後の一人だから、見た目を、気にしてもしょーがないよね。


 


 

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