表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人類滅亡学者の旅路  作者: さくら
人類滅亡
26/58

朝日

 朝である。

 朝とも言う。

 朝かいな。


 眼を開ければ、朝であった。

 身じろぎもしない。

 思い返してみる。


 うん…朝で間違いはない。

 床に敷いたカーペットは、ほんのりと暖かい。

 お陰で、汗をかいてしまいました。


 上半身を脱いで、濡らしたタオルで汗を拭く。

 下着を替えると、スッキリした。


 スーパーから拝借したポカリを飲む。


 ウッ、生ぬるいで候…まずいでござる。

 しかし。身体が水分を欲しているようで、ゴクゴクと半分飲んでしまう。


 テントを出ると、東から出ずる陽の光りが眩しい。

 辺りは、すっかり明るくなっている。


 うん…スッカリ朝ですね。

 一日の始まりだ。


 「おはよう。」と呟く。

 誰も返答は、しない。

 でも、もしかしたら、言ってみれば、返事があるかもしれないではないか。


 まあ、僕には、どうでもいいけどね。


 バーナーでお湯を沸かして、即席ラーメンを作って食べる。

 お母さんが味噌ラーメンが好きだった。


 水が足りなかったのか、少しだけ、しょっぱい。

 スープを飲み終わった後、白湯を入れて飲み干す。


 朝日が昇っていくのを、道路のど真ん中で、朝日が照らす街並みを眺めた。


 ゆっくりと陽が昇っていく。

 太陽が10時の方角まで、昇ってた時、そろそろ出発しても良いかなと気分になる。


 いつ何をしようとも、僕の自由なのだ。

 人類は滅亡した。

 社会は存在しない。


 僕一人だけが在る。


 社会を支える必要は無い。

 役割分担は無い。

 すべきことは何ほどのことは無い。

 慮る必要も無い。


 どうだ、羨ましいだろう?


 テントを畳む。

 装備品を丁重に確認する。

 さあ、出発です。


 そうですね。山を越えていきましょう。

 登り坂です。北へ真っ直ぐ行きましょう。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ