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閑話 とある転生者の話5

どうもこんにちは。ウィリアムだ。


俺は現在Sクラスの新入生対抗戦の祝勝会に出席している。

Sクラスということもあり俺たちの戦績はとてもいい。

まず戦術対抗戦では上位3位までをSクラスで独占した。俺に至っては1位の成績を残している。

技術対抗戦では何人かの生徒が優勝し、その中でもナーシャは計7個の大会で優勝している。それも規模のでかいやつ。

集まったクラスポイントは全部で5ポイント。だがポイントに現状に不満がない俺たちはとりあえず温存しておくことにした。


祝勝会にはSクラスのほとんどの生徒が参加している。ミリアさんは最初は不参加の予定だったけど、俺がお願いしたら参加してくれることになった。

俺達の仲が凄い速度で接近していることが分かる。名前呼びだって許してくれたし、最近は喋る時に敬語も辞めてくれた。今も隣に座ってるしな。



「ミリアさん、改めて優勝できて良かったね。ミリアさんのおかげだよ。ありがとう!」


「気にしないで。私よりウィル君の方が活躍してたじゃん」


「それでもだよ」



ミリアさんめっちゃ優しい。今はカラオケ店にいるけど歌もめっちゃ上手いし。非の打ち所が無い。よしさりげなく指を重ねてみよう。今の親密度なら少しは大丈夫なはず。


俺はほんの少し、小指同士が重なるくらい手を近づけた。するとミリアさんはこっちを見て微笑んでくれた。



「えへへ」


「ミリアさん!」



もう完全にミリアさんは落ちてるでしょ。だったら後はもう片方に座ってるナーシャさんだな。



「ナーシャさんも技術対抗戦お疲れ様」


「ええ。ありがとうございます。ウィリアムさんもとても活躍したんですよね?凄いです」


「そんなことないよ。ナーシャさんこそ1人でクラスポイントを2つも取れるなんて」


「私の得意分野でしたからね」



ナーシャさんは最初からあまり距離が無かった。もしかしたら最初から少しは俺に気があるのかも。ナーシャさんにも少し近づいてみるけど、タイミングが悪い事に少し離れて行ってしまった。


まぁ焦るのは良くない。ゆっくりと距離を縮めればいい。まずはミリアさんとの仲をもっと深めよう。

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