第44話 戦術対抗戦11
《鷹の目》によって俺の視界は広くなり、2人の動きがよく見えるようになった。
そこに《足場》による立体的な動きをすることでより2人の攻撃を回避出来るようにする。
《足場》の唯一の弱点は、2回連続で作った足場には乗れないことだ。これが出来たら空中から逃げて狙撃ができたんだがな。
「レナ、どうしよう。ただでさえ当てれてなかったのに、さらに当てれなくなってるよ」
「大丈夫だよ、ラナ。まだ私達が慣れてないだけ。それに《共連撃》の強化があるから、攻撃を続けてればいつかは当たるようになる」
+値による集中で、回避に余裕ができたので銃で反撃をする。俺の銃の威力は落ちたままだが時折強い攻撃が入る。
「くっ!たまに攻撃が強くなってるんだけど」
「多分さっき言ってた《会心》の効果だよ!迂闊に攻撃は喰らえない」
《会心》は確率で俺の攻撃の威力をあげることが出来る。99%までは自由にいじれるが、上がる威力は確率に反比例する。
現在は60%くらいだが上がる威力は2倍はある。これで2人を牽制しつつ回避をしやすくする。
銃を警戒しているので確実に回避がしやすい。だが少しづつだが相手の動きが良くなってきている。
それに俺の体力が無くなってきている。俺は普段こんな近接戦闘をしないので、そのツケが回ってきてるな。こんなことなら普段からもう少し鍛えておくべきだった。
「少し動きが悪くなってきてるんじゃないの?」
「そんなことないが?」
「ラナの言う通り。確実に疲れてきてるでしょ」
うわ。バレてる。これは少し不味くなってきたな。
「レナ、後どんくらいだっけ?」
「ラナはちゃんと覚えておいて。もう後20秒くらいだね」
後20秒?何の話だ。戦闘エリアの収縮はもう始まってるのでその話では無い。
まさかな。ここにきて追加でなんかしてくるなんてことはやめてくれよ。
「ラナ、行けるよ」
「よっし!ふっふっふ。2時間に1回しか使えないけど、今が使い時だからね。おにーさん、これで終わらすよ!」
「任せるよ、お姉ちゃん!《双子の天使》」
「任せて、妹よ!《双子の天使》」
2人がスキルを使うと共に2人に光の羽のようなものが生える。ここにきてまだ何か使ってくるのか。
「っ!速い!」
2人のスピードが桁違い上がってる。このままだとどっちかの攻撃は喰らってしまう。相手の姿が入れ替わってるなら、受けるなら赤い目の…
「ざんねん!今は姿が戻ってます」
体が少し重くなる。ラナのデバフにかかってしまった。くそっ、また攻撃を受けそうだ。だが目でおってる限りこっちがラナなはず。
「ごめんね。今の私たちは姿だけじゃなくて場所も入れ替われるの」
なんだと。くそ、また体が重くなる。疲れとデバフで、だんだんと2人のスピードに追いつけなくなる。次喰らったらまずいかもしれない。
だが今なら突破口を見つけたかもしれない。
正直主人公の強さ伝わりにくいと思うけど、近々先輩たちの掲示板回書きたいからそこで伝えたい




