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第40話 戦術対抗戦7

 2人の戦闘はどんどん加速していく。シロナの羽の装甲の青い炎の勢いは、どんどん増して、そしてその勢いに振り回されることも無くシロナの攻撃の勢いと速度は増していく。


 それに呼応するように男のシロナの攻撃を捌く腕も加速していく。防げないこともあるがその傷は瞬時に回復している。男は防戦だけでなく首輪の棘が急に伸びるようになり、時折シロナに攻撃を仕掛けている。


 2人の息は全く切れておらずどんどん加速していくかに思われたが、その戦いが止まるのも急だった。



「結構やるんだね」


「そっちもCクラスにしては随分とやるじゃないか」


「こっちももっと本気を出すべきだと思った。もっと速く行くよ。二段階目の《戦闘装甲》、スキル《足場》、スキル《連撃》」


「かなりやばそうだな。ならこっちも《強化》、《魔力強化》」



 男の使ったスキルは、単純身体能力強化スキルの《強化》、これを使うと戦闘後の疲労が強くなる。

 そして《魔力強化》、魔力を消費することによって身体能力を強化する魔術のようなスキルである。


 余談だが魔術の威力を強化するスキルは《魔術強化》である。


 対してシロナが使ったのはエニグマ2段階目の《戦闘装甲》。手に鋭い爪を持った機械を、装着する。更に爪には魔力を纏うことで切れ味強化や属性を纏うことが出来る。今回は切れ味が強化されている。


 更に《足場》を使い、その壁を蹴ることによって、空中での高速機動を更に高速かつ、変則的にしている。


 シロナは身体強化を使っていないが、その立体的な動きは身体強化を2つも使った男にも匹敵する程の動きだった。


 そこに《連撃》を使うことで、連続した攻撃の威力はどんどん上がっている。


 2人の戦闘は最初こそ、肉体強化スキルを2つ使った男が少し優勢であり、シロナも少なくないダメージを負った。だが時間が経つにつれて、シロナの1発1発の攻撃の威力も速さも上がっていき、今では少しシロナが優勢になった。


 そして男がシロナの攻撃を捌きづらくなるほど、シロナが加速した時、男の《肉体活性》に限界が訪れた。これ以上速くも攻撃の威力も上がらなくなったのだ。


 そしてその勝負の決着は…




 ☆☆☆



 アルス視点



 モヒカンとの勝負が終わった俺は1階に降りるとシロナの勝負に加勢しようとする。

 だが、シロナが目で来るなと言っているように見えるのでしばらく観戦しよう。


 トゲトゲは上手くシロナの攻撃を捌いて時々反撃もしている。だが反撃の仕方が、首輪の棘が急に大きくなってシロナを突き刺そうとしているので、その絵面が少し気持ち悪い。


 シロナはジェットパックのようなもので高速で空中を移動しながら攻撃している。ジェットパックの青い光で少し綺麗だ。


 だが慣性のせいでいきなり戻ったりすることができていないので、動きが少し読みやすい。


 2人の戦闘はどんどん加速していくと思ったが急に2人は止まった。どうやら新たにスキルを使い、更に実力を出してで戦うようだ。


 シロナの手には爪が付いた機械が装着され、更に空中に足場を作り出すスキルを使うことによって、さっきの弱点である動きの読みやすさを壁を蹴ることによって変則的にしているようだ。


 ジェットパックの加速に、壁を蹴って移動する力を加えることで、速くなりすぎてジェットパックの青い炎と合わさり、最早流星のような線を描いている。


 男の方も頑張っているが、どんどん強くなるシロナに追いつけなくなってきている。そして急に、男とシロナの差が広がっていく。どうやら男に限界が来たようだ。そのままシロナが男をボッコボコにしていく。



「俺の負けだ。いい勝負だった。機会があればまた戦ってくれ」


「トゲトゲも良かったよ」



 男は最後に何かを呟くと失格を告げるエフェクトが男の周りに出る。失格すると専用の部屋に行き転移をしなければならない。


 勝負に勝ったシロナはこっちに来るとピースをしてくる。



「ブイ」


「よくやったな。でもあれ全力じゃなかっただろ?」


「本気でボコボコにするよりいい勝負をした方が経験になる。おかげでレベルが1上がった」


「おー。すげーじゃん。おやつあげる」



 シロナの目がキラキラして尻尾もピンピンしてる。あげるおやつは高級なやつ。ついでに少し怪我してるようなのでポーションも渡しておく。



「さて、この後ここは戦闘エリアじゃなくなるからな。通信機も使えるようになったし、移動しながら自分たちのペアとの合流を目指そうと思う」


「わかった」



 俺たちは次の場所に向けて移動を始めた。




シロナの能力

魔力量40000


レベル 394


基礎スキル

拳術 王級

魔術 上級

体術 上級

特殊スキル

《足場》 空中に魔力で足場を作り出す。シールドとしては使えない

《連撃》 攻撃すればするほど攻撃力が上がる。

《超感覚》 使えば五感が強化される。アクティブスキルだが、使っていない時の感覚も少し強化されてる

《????》


エニグマ 5段階目まで解放済み

名前 エクス・マキナ モチーフ 神

補正値 技術系は低いが、身体能力系はほとんどS

1段階目

《機械装甲》

背中に羽の装甲が現れる。羽からは魔力を青い炎(熱くない)に変換し、空中を飛び回れる。魔力の燃費は良い。

《スロースターター》

パッシブスキル。持続的な能力(機械装甲も含む)に対して発動。普通より能力が初期段階は低いが、少しずつ高くなっていく。上限なし。

2段階目

《機械装甲》

手に装甲が現れる。装甲には爪が付いており、その爪に魔力を流すことで、爪の切れ味を上げたり、属性を纏うことができる。


全体的なエニグマ強化


3段階目

《機械装甲》

足に装甲が現れる。装甲にはバネが着いており足場を蹴ったりする時の勢いを強める。

また装甲から風魔術の弾を作り出し蹴ることで遠方に攻撃できる。

《魔力節約》

自分が魔力を消費すること全ての魔力消費を抑える

4段階目

???

5段階目

???



神シリーズはこんくらいぶっ壊れです。ちなみにシロナが使える魔術は身体能力を強化するものだけです。


シロナの装甲は黒色に青く光るラインが入ってるイメージ。

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