第28話 昼休みに
「初級魔術しか使えないって、どうして?」
「え?だってあんな文字ともy」
「みなさん、計測終わりましたねー。思ったより時間かかったのであとの時間は先生の自己紹介でもしましょう」
リンネが何か言ってたが先生の言葉に遮られてしまった。
「とりあえず今日放課後に訓練場に来なさい!」
「わ、わかった」
そういうわけで放課後に用事が出来た。
☆☆☆
その後魔術の授業を受け終えた俺たちは数学と世界史の授業を終えて昼休みに入った。
「なんだかんだ僕たちがこの学校で昼休みを過ごすのは初めてだね」
「そうだな、俺とレンヤの学食に付き合わせて悪いな」
「いいよー。僕もみんなとお弁当食べたかったから」
現在学食にて料理を食べ始めるところだ。俺は肉うどん、レンヤはカツカレー、フレイはお弁当だ。
「フレイのお弁当美味しそうだな」
「えへへ。アルス君、少し食べてみる?」
「いいのか?」
「僕少食だから少しくらいあげても大丈夫だよ?」
そう言ってお弁当のウィンナーを箸で掴んで食べさせようとしてくれる。あーんって言いながら近づけてくるけど、ちょっと恥ずかしいんだが?
フレイの方を見ると笑顔でどうしたのって顔をしてくる。これは食べるしかないのか。こっちだけ恥ずかしがってるみたいだし、頂こう。
「なにこれうっま」
「そ、そうかな」
「いやこれ店出せるぞ」
「そんなにか?俺もちょっと貰っていいか?」
「いいよー。食べてみて」
フレイがレンヤの方にお弁当を近づける。あれ、あーんは?
「美味しい。店出せるとかのレベルじゃないな」
「そう言って貰えると嬉しいな」
「フレイは技術対抗戦は料理で出るのか?」
「うん。それと時間が被ってない掃除とか裁縫とかにも出ようかなって」
「忙しそうだな」
「僕もみんなに貢献したくって」
何この子いい子や。俺も戦術対抗戦頑張らなくっちゃ。その後午前の授業のことを話しながら昼休みを過ごした。




