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第26話 授業とランキング

「今日は初めての魔術論ということもあるので、皆さんの実力を見てみたいと思います」



魔術論の担当であるおじいちゃん先生がそう言う。

先生の前には2種類の簡易測定器がいくつか並んでいる。あの測定器2つで魔力操作や魔力出力、魔術錬成速度などいろんなことが測れる。



「じゃあ順番に測りに来てくださいねー」



順番は席の前の人から順番だ。俺は4番目。記録は先生と本人のイデアル端末に送られるので周りからは分からないが、だいたい聞かれるので反応で分かる。


こういう時やテスト返しの時ってあるあるだと思うんだが、皆結果を聞きに友達のとこに行くから順番が来るまでみんな自由に喋ってたりする。

姫音の番が終わったのでみんなで記録を聞きにいこうと思う。



「姫音どうだったんだよ」


「私の記録か?まぁいいほうなのではないか?」



俺のイデアル端末に記録が送られてくる。


正村姫音


魔力量25800


回復速度 B


魔質 A


魔力感知 A 85%


魔力操作 A


魔力出力 A 1.51

etc.



「えっぐ」



Aばっかじゃん。これは大分凄いんじゃないか。いくら試験官が悪かったとはいえ、Cクラスにいていいレベルじゃないな。


分からない人のために上から説明しておこう。


まず魔力量、これは単純に魔力の量だ。魔術を使えば増えるが、ほとんど生まれ持った才能だな。一般平均が5000くらいで魔術使となると25000くらいになる。


次に回復速度、魔力の回復速度のこと。同じランクでも魔力の量に限らず回復速度は同じ。Bは普通くらいで1日で全回復くらい。

ただ姫音の場合はそもそもの魔力量が多い方だ。1分に18回復するのと3.5回復するのでは違いすぎる。


魔質は魔力の質のこと。Bが普通。質が良ければ魔力の操作しやすさや、魔術の威力が上がる。これは完全に生まれた時に決まる。


魔力感知は魔力を感じる力。空気中にある魔力や相手の魔術を感知できる。戦闘では大事なヤツ。


魔力操作は魔力の扱いの上手さのこと。魔術を使う上では1番大事かもしれない。この計測器では細かい数値は見れないが姫音のAは凄く上手い。


魔力出力は魔術の威力を高める上で大事になってくる。少ない魔力でどれ程の出力を出せるかを測る。1.51は魔力1に対して1.51倍の威力がある。平均は1~1.2の間くらい。実践で1.51倍の魔術が常に出せる訳では無いが、魔術が1.5倍程になると考えれば強力だろう。



「ん?なんだこれは?」


「どうしたんだ?」


「いやな、急にランキングに接続されたと通知がきてな」



ランキングってなんのだ?本人も分かってないみたいだし。

そう思ってたら向こうから先生がやってきた。



「ランキングというのはね、同学年の中で学校が判断して付けられる総合順位の事だね。一般生徒が見るには一定ランキング内に入るか、個人評価ポイントが一定に達するかしないと見れないよ」



つまり姫音は今ランキングに入ったと。じゃあこの計測って結構重要なんじゃ?



「姫音は何位になったんだ?」


「今は18000位らしい」


「ここの全校生徒の数を考えると超上位にいるじゃん」


「優秀な生徒がいるとはいいことだねぇー。2学期からは学園順位も見られるから楽しみだね」



この先生さらっと大事なことを言わないで欲しい。学園順位とかあるのか。


話してたらどうやら俺の順番が回ってきたようだな。正直自信はないがやってみるか。

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