閑話 とある転生者の話3
毎度同じみウィリアムだ。
俺は現在15歳だ。15歳とはそう、今日から俺はアルタ王立学園に入学する。
アルタ王立学園、このアルタ王国のほとんどはこのアルタ王立学園に入学する。
アメリカは人口3億人程の国で15歳から20歳の人口は2000万人だが、この国はそれよりも大きい。
いったいどれほどの規模をほこるのだろうか。
大分扱いに慣れてきたイデアル端末で俺の入試の成績を表示する。
ウィリアム・フリード
実績S+ 学力テストS- 身体能力テストS+
入学クラスS ランキング3位
実績というものは、今までの学内学外問わず収めてきた成績の事だ。
イデアル端末から閲覧可能だ。閲覧を不可にする事はできるが実績ポイントは消せないのでどちらにしろ見られることになる。
入試に関わると先生に口を酸っぱくして言われていたので俺も様々な大会などに出て実績を上げてきた。
学力テストに関してだが俺はある失敗をしてまった。ほとんど満点に近い成績を収めているんだが歴史と一般常識だけ点数が低い。特に歴史。
この世界は普通に勉強が難しい。そこに前世にはない魔術理論や魔術構成論等の魔術関係のテストが何点か追加されてた。
この勉強に集中しすぎたせいで歴史の勉強を忘れてた。ていうか前世の記憶と歴史って名前のせいで、大丈夫って思ってた。
一般常識は前世の知識のせいでちょっと覚えずらい。これができてたらランキング1位も有り得たかもしれないのに。
身体能力テストは学校でやった体力テストみたいな感じだった。大量の項目が全てSだった。ギリギリのもあったけど。
日本の体力テストと同じでどんなにいい記録やまだいけると思っても、10以上の評価は変わらなかった。だが審査員を見るに表情とかで余裕があるかどうかを見られていた気がした。
まぁどんなに悔やんでも3位という成績は変わらない。ランキングは上げれるのでこれから1位を目指せばいいだろう。俺のレベルは500を超えたしエニグマも6段階目に入っている。スキルだって多く持っている。帝級も少しならある。
鍛錬の中でわかったが超級はやばい。俺も目指してはいるがなれる気が全然しない。帝級と超級の壁がありすぎる。技術補正がなければ帝級も難しいのに。
それと500レベルを超えたことで手に入れたスキルこれがチートすぎる。時間差はあるが物理無効と魔術無効を切り替えられるのだ。これから学園でたくさんの生徒と会うが、正直誰にも負ける気はしない。
☆☆☆
校舎を見た俺の感想はでかいの一言だ。圧巻されすぎて言葉が出ない。大きすぎる。
なんで敷地内に電車が走っているんだよ。
校舎の入口まで進んだら頭の中に声が響く。
〈ウィリアム・フリードさん、アルタ王立学園へようこそ。何処へ移動しますか〉
「教室まで頼む」
〈教室エリアまで移動します。確認したら了承してください〉
頭の中で了承と念じる。改めて考えてもすごい技術だ。瞬間移動を体験出来る日が来るとは思わなかった。
教室の前まで来た。今日から新しい人達とこの教室で過ごすと考えると、緊張する。
扉を開けようとするとその前に扉が開かれる。ちょうど教室から出てくる人がいたみたいだ。
その人を見ようとして俺は言葉を失う。
そこに居たのは天使と見間違う程の美貌を持った少女だった。綺麗な金髪がボブと呼ばれる髪型になっている。そしてこちらを見つめる翠色の瞳。目を奪われるというのはまさしくこのようなことなのだろう。
「ごめんなさい。通してもらえますか?」
「ああ、ごめんね。邪魔だったね」
「いえ。ありがとうございます」
彼女がいなくなる前に、イデアル端末で情報を見る。
名前 ミリア・アルティミア
クラス S
実績 全国同学年剣術大会 優勝
全国同学年魔術大会 優勝
全国総合武術大会 優勝
全国剣術大会 優勝
全国魔術大会 優勝
etc…
そこにあったのは優勝以外の文字がない輝かしい実績。ものすごい実績の数だ。
それにしてもミリアさんか。きっと彼女はメインヒロインに違いない。今後の学園生活で関わって行くのだろう。
頭でミリアさんのことを考えながら教室の中に入る。自分の席をイデアル端末で確認して座る。
隣を見てみるとまた目を奪われる。
腰ほどまである絹のようなサラサラとした銀髪。その神には黒色の紐がリボンのようになっている。
そして真紅のような紅い瞳。その瞳を見ていると吸い込まれそうな感覚になってしまう。
名前 フレン・ヴァン・アナスタシア
クラス S
実績 非表示
イデアル端末で見て見たがどうやら実績は非表示らしい。だが実績ポイントはものすごい数字だ。
「何かようですか?」
「ごめんね。少し見蕩れちゃって。よろしくねフレンさん」
「初対面でいきなり呼び捨ては失礼ですよ。ナーシャと呼んでください」
「ごめんナーシャ。これからよろしくね!」
「はい!こちらもよろしくお願いします」
宝石のような笑顔で挨拶される。きっと彼女もメインヒロインの1人に違いない。
改めて周りを見てみるがどの生徒も顔面偏差値が高い。流石Sクラス。外見から強い。




