第19話 超有名人
『次は副生徒会長からの言葉です』
「みなさーん。こんにちわー。副生徒会長に無理やりさせられたレジーナでぇーす」
そんな個性全開の挨拶をしたのは、副生徒会長のレジーナ・ニトロマイトである。2つ名、通称爆弾魔。
彼女は3回生Dクラスである。彼女を知らない人はいないのでは無いかと言うほど有名人だ。現広報委員会の委員長である彼女、彼女の行動で有名なのは、彼女自作の爆弾を使った自爆だ。
毎年恒例のトーナメント戦では1回戦で自作の大量の爆弾をお披露目しては自爆している。対戦相手は必ず勝てるが、真っ向勝負ではほとんどの人が負けるであろう。毎年対戦相手は複雑な表情をしている。
そんな彼女であるがその美貌とキャラ、そして広報委員長として実況や解説などメディア露出をしているので、ファンの数は計り知れない。 横にいるレンヤも目をハートにしている。委員会決めの時に言っていた会いたい人とは彼女のことだろう。
「副生徒会長からということだけど特に言うこと決めてないんだけどなぁー。
私から言えることはそうだなぁー、みんなクラスばかり気にしてるけどさ、1組のみんなはそのクラスで1番強いひとか実力が測れない人が集まってると思うんだけど、それに胡座書いてたらダメだからね。2組以降の人達は上を目指して頑張って。
それと辛くなったら何時でも先輩を頼ってね。私は何時でも研究室で待ってるから。
私からは以上!」
副会長はそれだけ言うとステージから消えていった。隣ではレンヤが言葉を噛み締めてる。
「やっぱレジーナちゃんはいいこと言うな」
「やっぱお前、副会長のファンだったのか」
「当たり前だぜ!」
元気そうで何よりだ。Cクラスの現状を知って少し落ち込んでいたからな。
この後は部活動紹介がある。この学校は特に部活動に入ることを強制することは無い。
俺も入らなくて良いと思ってるからな。帰宅部は楽でいいのだ。ゲームできるし。
「部活動紹介は見に行くのか?」
「俺は総合研究会を見てくる」
「僕は家庭部に行ってきます!」
総合研究会は最初は爆弾研究会だったが、変えれたらしい。
2人とも部活動紹介を見に行くのか。この後の予定はなく現地解散なので俺はそのまま帰宅するか。
ミリアに、一緒に帰るか?とメッセージを送ったが、仕事があるらしい。待ってようかと送ると遅くなるけどいいの?と返ってきた。
ミリアを待つために少し時間でも潰すか。




