第14話 プラナリアン
ステージからクラスメイトが出てくる。どうやら1組目が終わったらしい。
入れ替わるように俺達がステージに入る。中は狭めの待合室になってる。
〈聞こえるかー〉
「聞こえます」
〈分かった。説明事項だ。まずモンスターの脳部分にはチップが埋められている。
これによりお前らに危険が及ぶと私が判断した場合、モンスターを強制的に止めることが出来る。
さて、お前らはどのランクに挑む?〉
「Aランクでお願いします」
〈おー、Aランクに挑むか。頑張れよ。楽しみにしてるからな〉
完全に先生の娯楽になってるじゃん。まぁちゃんと評価をしてるのならいいのかもしれないが。
先生の声が消えると同時に前の扉が開く。いったいどんなモンスターがいるのか。
ステージの中に入る。ステージは円形になっておりとても広い。真ん中に目を向けると黄色い色をして、頭が2つ上に生えているナメクジみたいなやつがゆらゆらしている。あれは確か…
「プラナリアンの幼体かな?」
「あれを知っているのか」
「昔ちょっと見たことがあってな、俺はここで見てるから好きに戦ってくれ。危ないと思ったら介入する」
「分かった」
まさかプラナリアンの幼体とはな。成体じゃないだけマシか。さて、姫音はどう戦うのか。観察してみるか。
まず姫音がプラナリアンにゆっくりと歩いていく。手にはエニグマと思われる剣を持っている。そのまま凄い速さでプラナリアンの頭の片方を切り落とした。
「意外と弱いのか?ってなんだこれは!」
姫音が叫ぶ 。何故なら切り落としたはずのプラナリアンの頭から全く同じ個体が再生したからだ。プラナリアンが2体になった。
「何だこれは!?だったらこれでも再生できるか?」
姫音が最初にいたプラナリアンに、ものすごい速さで攻撃をする。プラナリアンはバラバラになった。
だがそれは完全に悪手だった。全ての破片からプラナリアンが再生したのである。
そしてプラナリアンがプルプル震え出すと、プラナリアンの目の前に水球が出来た。それは速い速度で姫音に放たれた。
当たれば相当痛いだろう。姫音避ける。だがさっきプラナリアンをバラバラにしたことでプラナリアんが増えすぎている。軽く30を超えるプラナリアンの水球。姫音は避けるので精一杯だ。
コレはもう仕方ないだろう。手助けするしかないな。少し手伝う程度なら問題ないだろう。
俺はスキルを使用し、エニグマの銃を顕現させる。




