第9話 委員会決め
翌日。
もうすぐ委員会決めとか係を決めたりする時間になる。
「アルスは何か入りたいやつあんのー?」
「特に決めてないけど出来れば簡単で仕事がないやつがいいな。レンヤは何の委員になるんだ?」
「俺?俺はな広報委員会に入りたい」
「広報ってあの?確かテレビとかにも出てたりする奴だよね?」
「それだな。つっても別にテレビに出たいからなる訳じゃないぞ?会いたい人がいてな」
広報委員会は学園都市でも有名な委員会だ。メディアの露出も多く、また放送委員会と合併したのもあって、学校の行事の時にはリポーターをしたり、実況をしたりと忙しいと聞く。その分人数も多いが。
「フレイは?」
「僕は環境委員会かな?」
「確かにフレイにはあってるな」
環境委員会かー。候補の1つだが、他の仕事もある上に植物の水やりがある。俺にとっては朝の水やりがな…
俺は朝に弱いんだよ。水やりがなければ迷わなかったんだが。
「お前ら席につけー。今から委員会決めをするぞー」
先生の言葉でみんなが席に座る。学級委員長が号令をかける。
「じゃあ今から委員会を前に表示するから10分の間に考えてくれー。
時間になる前にイデアルから投票してくれ。いいに入らない奴は係3つだからな。被ったら話し合いかじゃんけんなー」
そう言って先生が電子黒板に委員会を表示させていく。
さて、何にするか。ちなみに委員会に入らないのは駄目だ。係の仕事は意外と面倒い。
学級委員は既に埋まってるな。生徒会と風紀委員?論外だな。環境と広報はアイツらが行くとして他は…
まず図書委員。ラノベや学校によっては当たりだが、この学校の図書館はでかい。それに当番
とかダルすぎる。おれは昼休みや放課後は自由にしたいし。
体育委員会も論外だな。でかい仕事は体育祭だが普段の体育の時間から準備片付けをさせられる。
前にある中で候補をあげるとしたら飼育委員会か文化委員会、保健委員会かな?
飼育委員会は動物の餌やり。文化委員会は文化祭の準備。保健委員会は怪我した生徒の介抱や石鹸などの補充。
餌やりって朝もあるよな?でもペットみたいなの飼って見たいし………いやそもそもペットのような可愛い動物がいると決まったわけじゃない。
とすると文化委員会か保健委員会。うーん。ここは保健委員会かな?投票しとこう。
「よし時間だ結果を確認するぞ。被りは2人だな。保健委員会のアルスとリンネだ」
隣を席を見る。こいつも多分らくしたかったんだろう。
「アルス、悪いけど私小さい頃から運が良くてね?じゃんけん負けたことないから」
「悪いが俺も負けるつもりはないぞ」
その時リンネの眼が少し光ったような気がした。
「ん?あなた珍しいわね?」
「え?何がだよ?」
「気にしないで。行くわよ!」
「「じゃんけんぽん!」」
結果は
俺がチョキ
リンネはパー
「よし俺の勝ちだな」
「なんですって!?」
とりあえず俺は満面の笑みでリンネの前で手をチョキチョキさせておく。敗者への煽りだ。気分がいい。
「あー盛り上がってるとこ悪いんだが保健委員会は男女2人でおっけーだったわ。すまん」
俺は少し恥ずかしくなった。




