第7話 親睦会
入学式は特に何事もなく終わった。得られたことは高校でも校長の話は長いことくらいか。
現在は教室で休み時間を過ごしている。多分もうすぐで先生が来るはずだ。っと噂をすれば。
「入学式お疲れ様。じゃあ今からHRを始めるぞー」
全員で礼をして授業を始める。これが終わったら放課後だ。放課後はクラスで親睦会があるらしいので、それに参加しようってさっき話してたところだ。
「HRで話すことだが、まずは明日の日程だな。明日は午前中はHRと少しの授業だ。」
いきなり授業か。クラスのあちこちでもえーと言う声が聞こえる。
「そんな残念がるなよ。明日の授業は軽くする程度だから。HRも役員決めをするくらいだしな。
午後からは新入生歓迎会が開かれる。Sクラスの校舎に移動して行われるから全員来るんだぞー。特に今日遅刻した奴とかだな」
筋肉が少し残念そうに頷いている。またトレーニングに行くつもりだったのか?
「後は…明日以降の日程だが、週最初の朝にイデアルに送っとくから確認するように。」
その後、学級委員長決めだけ行い、終礼となった。ちなみに学級委員長は、飯野恵さんが1人だけ立候補してスムーズに決まった。
「アルスー。聞いたかよ。明日S校舎行けるらしいぜ。」
「らしいな。やっぱ広いのかな?」
「僕の友達が行ったんだけど凄い広くて、施設も充実してるらしいよ」
もっと詳しく聞くとSクラスの校舎の敷地はCクラスの校舎の何倍もあるらしい。ちょっと今から楽しみになってきた。
「みんなー、さっきも言ってたけどこの後親睦会でカラオケに行こうと思ってるんだけどみんな来れるー?」
飯野さんがみんな聞こえるように声を出してる。
もちろん俺らも参加するから、飯野さんにイデアルで伝えておく。さっきクラスのグループが作られていたのだ。来れる人は20人中17人。結構集まったな。筋肉や姫音とリンネも来るらしい。
「予約は今取っといたから。じゃあみんなで出発しよう」
飯野さんの行動力は高すぎる。
☆☆☆
「いやアルフ歌上手すぎじゃない?」
「えへへ。褒められると嬉しいな」
何回か歌うのが回ってくるが、なんとアルフ98点や99点を連発している。声も透き通るようで聞きやすい。俺?俺は85点や上手くて90位だ。普通。
「僕、ちょっと緊張してるから普段よりは低いけどね」
「じゃあほとんど100点じゃん」
「俺に20点くらいくれよー」
逆にレンヤは60点とかを連発している。少し意外だな。
俺たちが喋ってると遠くから筋肉が歩いてくる。
「マッスル!やぁ、クラウス君今朝は伝えてくれてありがとう!」
「お礼は姫音の方に言ってくれ。あと筋n…マスル君、俺のことはアルスで構わないよ」
「じゃあアルス君も俺のことはレンジで構わない」
「じゃあレンジで。宜しくな。それにしても意外だ。てっきりトレーニングで来れないのかと」
「本当は迷ったんだけど、交流も大事だからね!」
「それもそうだな」
どうやら筋肉は交流のほうを優先してくれたらしい。あと飯野さんに詰め寄られたらしい。
「ところでアルス君に聞きたいことがあったんだ。君少ししか鍛えてないけど力が強いよね。もしかしてだけど…」
「多分思ってる通りだ。筋肉の+値持ってるからな」
「やっぱりか!僕ももっと欲しいよ!」
「え!?アルス君も+値持ってるの?」
「え、2人とも持ってんの?」
どうやらフレイも筋肉も+値を、持ってるらしい。
「俺もあと少しなんだけどなー」
「まぁ1つ目は直ぐに獲得できるからな」
「俺も結構あげるの早いと思ってたんだけどなー」
まぁ1回生になったばかりで持ってる方が珍しいのかもしれない。
「でも今年は結構みんな持ってるのかもしれないなー」
「というと?」
「アルス知らないのかー?」
「何がだよ?」
「今年の1回生は奇跡の世代って呼ばれてるらしいぞ。なんでも貴族や天才と呼ばれる奴が多く入学するらしい。レベルもみんな高いと聞くしな?」
「そうなのか?」
「そうだぞ。今年は可愛い王族も一緒に入ってくるしなー。あー俺も見てみたい」
「お前不敬罪になるぞ。でも可愛いのか。俺も見てみたいな」
「お前も不敬罪じゃん。でも俺達も当たりだよな?」
「なんでだ?」
「なんでって、あっち見てみろよ」
そこにはあれから更に仲良くなったのか、姫音とリンネが仲良く歌ってる。そういう事か。
「確かにあの2人もめっちゃレベル高いな」
「そうだぞ。それにフレイズも可愛いしな!」
「え!?僕が可愛いの?」
「確かにフレイも結構可愛いよな」
「ア、アルス君までぇー」
顔を赤くしながらあたふたしてる。やっぱ可愛いと思います。
+値については後ほど




