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詩集  作者: 昼寝
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早くお迎えに来てください

宜しくお願いします。

頑張れば出きる

その言葉が大嫌いだ

頑張ってもどうしようもない事もある

頑張ったからって病気が治る訳じゃない

治らないのにどうして治療しないといけないの?

僕はそこまでして生きたくない

毎日何本も注射され

トイレも一人で行けない

着替えも一人じゃ出来ない

もう人間じゃない

僕はこの白い部屋に10年いる

ここは飼育部屋

他人の都合で勝手に生かされる

食事も排泄も全てここベッドの上だ

何年か前は庭や屋上に連れていって貰っていた

最近はもう少し体調が良くなったらと外にも出られない

機械が沢山あるだけで窓もない部屋

いつも一人

親は最近じゃ着替えの服がなくなったら来る

妹が出来たらしい

年の離れた妹は可愛いらしい

生まれたばかりの頃妹が寝ている所に連れていって貰った

それだって看護婦が勝手に見に行きましょうと言って車イスにそせられたんだ

羨ましかった

健康な体が

それから僕は妹が大嫌いだ

ついに洗濯が溜まっても来なくなった

看護婦がコインランドリーで洗ってくれた

それでも、次の週には父親が持ってきてくれた

その時言われた言葉が何故か頭に残っている

「お前も兄さんだ

今、生まれたばかりで大変だから暫く会いに来れないかもしれない

お金を置いていくから洗濯はやって貰いなさい」

僕は両親にもいらない子になった

看護婦は慰めてくれる

きっと妹の事が落ち着いたら会いに来てくれると

看護婦も医者も頑張って病気を治せば家族と暮らせると言うが

年々悪くなっているのに

そんな未来来るわけないのに

僕は何のために生かされているんだろう

早く死にたい

死神さん早くお迎えに来てください


読んで下さってありがとうございます。

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