歴代最悪の剣聖 ♯10
今回は、ソール目線で
書いてみました。
自分なりに、一生懸命書いたので
評価されるとたいへん嬉しいです。
『、、、、、、、、、、』
トドメを刺すのを一旦止め、こちらを見た。
ふぅ、、、、、、
愛刀・白銀を鞘から抜く。
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『、、、、、、、、、、』
ファイヤーリボルバーのトリガーに
指をかける。
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実際は1分ぐらいしか経ってないが、
数分に感じた。
次の瞬間、トリガーが引かれた。
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剣に愛され過ぎた男 ソール・ルイーンズには、
弾丸が、はっきり見えていた。
『‼️』愛刀を振るう。
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『おい!大丈夫か?』
『、、、、、、、、、、』
返事は無い、、、、、、、、、、、、、、、
血まみれの顔に手を近づける、、、、、
息はある。
かろうじて、まだ生きている。
ポーチからポーションを取り出し飲ませる。
『、、、、、、、、、、』反応無し。
出血が酷すぎる、、、、、、、、、、
はっきり言ってポーションでどうにか
出来るレベルの怪我じゃない。
俺の判断ミスだ、、、、、、、、、、
彼の力をちゃんと理解していなかった俺の
ミスが今回の結果を招いた。
剣聖?笑わせるな、、、、、
歴代最悪の剣聖 ソール・ルイーンズ
、、、、、、、、、、クッソ
又、後悔をしている、、、、、、、、、、
もう後悔は絶対にしない。
そう決めた。決めたのに、、、、、
どうして俺は後悔してしまうんだ?
もう一人の自分に問う。
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もう一人の自分が口を開く。
『答えは簡単だ、、、、、自分は無力だからだ』
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無力、、、、、、、、、、
変えたい、、、、、、、、、、
あの日、妻を失った時もそう思った。
だが、変えれなかった。
こうして今、可愛い一番弟子が死にかけている。
変えたい。後悔したくない。
願うことは誰にだって出来る。
大切なのは、行動出来るかだ。
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妻が殺されかけているとき、、、、、、
俺は動けなかった。いや、動かせなかった。
HPは、ほぼ無い。身体中傷だらけ。
俺は自分の体に動け‼️っと、命令した。
しかし、体は動かなかった。
そのとき俺は後悔した。
なんでもっと強くないのか?
なんで修行を少しでも怠った?
なんで冷静に判断出来なかった?
、、、、、、、、、、、、、、、
無力、無力、無力、無力、無力
後悔のみで、行動出来なかった。
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もう一人の自分が話しかける。
『なぁ?お前又後悔するのか?』
『したくない‼️』
『、、、、、じゃあ、なぜ行動しない?』
あの時と違い。
HPはまだ残っている。傷もそんなに無い。
『、、、、、、、、、、』
動け‼️っと命令する、、、、、
動かない、、、、、、、、、、
『それが現実だ。
お前は逃げていたんだよ‼️
目の前の現実から目を背けていたい
だけのクズなんだよ‼️』
『、、、、、そうだ。俺は逃げていた
多分、、、、、、、、、、』
『現実から目を背け続けるのか?』
『嫌だ』
『じゃあ、動け‼️
命尽きる最後まで必死に足掻け‼️』
『そうするよ』
もう一人の自分が、消えた。
『絶対に死なせない‼️』
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俺は、元を背負い洞窟を出た。
走った。走った。走り続けた。
そして、、、、、、、、、、
『お?ソールに元?』
出会った。
ギルドマスターにして、最強の魔法使い
レミリーに、、、、、、、、、、』
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