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世界樹と冒険者の町  作者: シルバー
第1章
1/16

世界樹の町 ヒューゲル⑴

閲覧ありがとうございます!

基本ゆっくり少しずつの更新ですが、良かったら読んでください。

感想なんかを頂けると嬉しいです。

「ここが世界樹の町か…」

俺は、初めて見る町の様子に驚いていた。

思わずため息をつく。

町の中にはさまざまな店や酒場もあるし、路上で人だかりが出来ているところもある。人間もいれば獣人もいるし、見た事のない種族だっている。誰もが楽しげだ。




俺がしばらく辺りを見回していると、近くの八百屋の店主らしき男が声をかけてきた。


「そこの冒険者さん、この町に来るのははじめてかい?」

「ああ、そうなんだ。にしても広いな!さすがは世界樹の町 ヒューゲル!今まで見た町でいちばん賑わってるな。」

「そりゃそうだ、世界樹と言えば冒険者の憧れだろ?」

「だな。俺もそのためにここへきたんだ。」


「誰でもそうだろうが、君も大事な目的とか目標とか…あるんだろ?」

「まあ…そんな自慢できるような事でもないですけどね」



店主と話しているうちに、大事なことを思い出す。町に来たら最初に行く場所、冒険者ギルドのことだ。


「あっそうだ!なあ、この町の冒険者ギルドはどこにあるんだ?」

「ああ、あれだよ。いちばん大きいあの建物さ。」


そう言って店主が指さす方向には、レンガ造りの巨大な建物があった。俺は思わず息を飲む。


「おーっ…今までと全然ちがう…。ありがとな、今度は何か買いに来るよ!」


そう言って、俺は冒険者ギルドに向かって駆け出した。

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