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違和感
あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ・・・
病室が光ったと思ったらいつの間にか見知らぬところにいた。
な・・・何を言っているのかわからねーと思うが以下略
「あのーもういいですか?」
気がつくと目の前にとんでもなく美しい女性がいた。
っていうか えっ何この美人見たこと無いぐらい綺麗なんだけど。
美しい白銀の髪は、光を反射しまるで冬の新雪のように輝いている。
ただでさえ大きく、くりくりした目は、これもまた長いまつ毛によってさらに強調されている。
唇もぷっくりしていてかわいらしい。
スタイルもよく、優しげな雰囲気も漂っている。
「恥ずかしいのでもうやめて下さいっっ!!」
顔を赤くして美人さんが叫んでいる。
身長が低いのでそんな仕草をすると美人というより美少女という言葉の方が似合っている気がする。
ここでふと違和感に気付く。
そう彼女の身長が低いのだ。
ちょうど俺の胸辺りに彼女の頭が・・・ってあれ!!ここで違和感の正体に気が付いた。
「立ててる!!」