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弱者なりの足掻き方

作者:パチトフ
敵国からの侵攻を受け兵力の低下した帝国によって徴兵された村人達を取り戻そうと決意する農奴の少女ルチル。
しかし地位も資金もない彼女には村人を軍から取り戻す力などなく、途方に暮れている中偶然脱走中の盗賊の少年ジェイクと出会い、残り僅かな財産を引き換えに村人を救うという願いを手伝ってもらおうとする。
金と身を隠す事を目的にジェイクは渋々引き受け、敵がいなくなれば戦争も終わり村人も戻ってくると考えたルチルだが、敵は超常現象を操る力を持ち、一人で大勢の軍勢を打ち負かす程の規格外の怪物揃いであり、勝ち目がないと落胆するルチル。
それでもジェイクは人外の力を目の当たりにしても怯む事なく、培った度胸と戦闘技術を武器にして時に卑劣とも取れる手段を使って敵の超能力兵士達を一人ずつ確実に仕留めていく。
目的のためなら手段を選ばない彼の考え方に抵抗を抱きつつも、諦めない心の強さに触発され、ルチルも村人達が助かる方法を必死で探そうと模索するが、自分の目的を叶える過程の中で敵も味方も何人もの人間が傷つく光景を前に、農奴という低い身分でありながら村人達を救おうとする事は身の程知らずではないかとルチルは思い悩む。
敵も反撃のためルチル達を狙って襲い来る中、自身の願いのために犠牲を生み仲間であるジェイクを危険な目に遭わせながらもその運命に抗うべきか、平穏無事に納得いかない現状に甘んじるべきか、ルチルは決断を迫られる事に。

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