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FILE.5 迂闊

まずは、ロビーで島の地図を手に入れ ついでに消火用の斧も抱えて 外に出た。


ホテルの前には10体程のゾンビがおり、僕は持ってきた斧で3体の頭を砕いている間に ゲインは残りの7体の頭と体を手際よくバラしていた。 (寿司屋の人なのかな まさかイ○○ム国の方?)

5分足らずで道路に緑色の川ができた。

どうやら、このゾンビ達の血は緑色らしい。

まるで、B級映画の世界だ。 地図を広げるとホテルから東に5〜6キロのあたりに武器屋があることが分かった。 だが、一つ問題が、その店は大通り沿いにあり 裏道から店内に入れないのだ。 実は、僕が部屋に戻った時にチラッと窓の外を眺めたさいに 大通りはすっかりゾンビちゃんのパレード状態だったんだ。

多分、50体以上はいただろう そんな中に、マシンガン一丁に斧にナイフなんて乏しい武装 しかも2人だけで突っ込んだら確実に僕達

【血祭り】にされてしまう。


そこで、車を手に入れることにした。

ホテルの地下は駐車場になっていたから車は100%あるし、僕はヒーローのスペックとして車をキー無しでエンジンをかける方法を知っている。

地下に続く下り坂を降りると、予想はしていたが案の定 ゾンビちゃん達が徘徊していた。

「FUNNY お前は 頑丈で殺傷能力の高そうな車を用意してくれ。 俺はその間、奴らの相手をしてる」『了解 しっかり守ってよゲインくん 僕、本当はホラー映画とか苦手だから

いま すっごく泣き出したい気分なんだよ。お願いだよ! 絶対に守ってよ!』「分かったよ てか、お前 本当にヒーローなのか?」

『あぁ、ヒーローだよ。 ゾンビはダメだけどテロリストなら大丈夫だからね』「⁈」

3,2,1, の合図で飛び出した僕等はそれぞれの仕事を始めた。ゲインは大声をあげるとあたりを散り散りに徘徊していたゾンビ達がゲイン向けて歩き出した。 そのすきに僕は、頑丈で殺傷能力抜群の車を探していると リクエストにピッタリすぎる車を発見した

急いで、仮面に貼り付けておいた針金でロックを外してドアを開けると運転席に乗り込んだ。 ハンドルの鍵穴にメカニックマンの新商品、【スライムロッカー】を取り付けると簡単にエンジンがかかった。(いったいどんな仕組みかって? それは企業秘密)

さぁ、ゲインを迎えに行こうとアクセルに足を置いた時だった。僕の右肩に痛みがはしった

「うぅゥゥゥゥ アガぁァァ…」後部座席から聞こえる呻き声で僕は悟った。

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