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FILE.11 A B C

ローラの話はあまりにも暗すぎた。

ただでさえ一睡もできなくて気分が滅入っているのに、親の死んだ話などトドメの一撃には強すぎる。


この ドンヨリと重い空気を変える程のジョークも思い浮かばないし、テンポ良く鳴り響く腹鳴りもおさまらない。とにかく そう、飯だ

飯を食おう。

腹が空いては何とやら と言う言葉を昔、日本で聞いたことがある。僕は武器箱に逃げ際とっさに入れたバナナと8枚切りのパンとピーナッツクリームを取り出すとパンにピーナッツクリームを塗って真ん中で半分におり、そいつを口に運んだ。ローラとゲインにも僕特製のピーナッツクリームサンドを作ると、明るい顔で食べていた。食事を終え、身なりを整えると ローラが叫んだ?「おじさん達、向こうからナニカこっちに来るよ しかも大量に」『「え?」』 僕達はマサカとは思いながらローラの指差す方を見ると、予想は的中した。 ゾンビちゃんだ。 しかもカナリの量だ。 僕達はローラを荷台に乗せ、急いで倉庫から出ると 気分が変わった。


あまりにも、バカにされ続けたためかゾンビに対して激しい怒りがこみ上げた。

僕は箱からチェーンソーとショットガンを合体させた武器をゲインはポケット式の機銃を手に、ゾンビの群れに突っ込むと奴らを狩り始めた。 チェーンソーでゾンビ達をバラバラにし、刃の横につけられたショットガンの弾を頭にブチ込んむ。 奴らは、脳を破壊すれば殺すことができる ゲインも機銃をゾンビの群れに撃ち込んだ、弾は奴らの腐り始めた体をミンチにした

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