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3話 規定外

私は城の外壁に向かった、そこにはスライムがたくさんくっついていた。

マリー「……すごいスライム壁にくっついてるけど?あれはなんだ?」

ベアトリス「あれ、壁を地味に溶かしていってるのよ」

マリー「へぇ……この硬い壁をね、どういう風に消化していってるのかしら」

ベアトリス「じわっと溶かしてるらしいんだけど……数百年かかるってね」

マリー「今からこいつらの相手をするの?」

ベアトリス「そうだけど……これぐらい魔法でやっつけれるでしょ?」

マリー「まぁ……お茶の子さいさいだけど……何体いるのよ」

ベアトリス「数百体だね」

マリー「それもうキングスライムじゃないの?」

ベアトリス「そうだね、キングスライムクラスの強さだね」

マリー「金をくれるんだったら、やるけどさ……」

こんな数相手にしてたら金と労力、釣り合わないような気がしてきた。そして私は壁に向かって、魔法を放った。

マリー「スイート……」

ベアトリス「それって、誘惑魔法じゃないの?」

マリー「あそこに攻撃魔法ぶち込んだら壁崩れるでしょ……」

ベアトリス「……そうだね……きたよ!」

マリー「でっかいねー」

そして私とベアトリスはスライムに押しつぶされそうになった。

ベアトリス「ごぼぼぼ」

これひんやりしてて冷たいな……っといってる間に息ができなくなるな。

マリー「バレッド」

私を取り込んだスライムは塊になって飛んでいった。

マリー「……スライムまみれだよ……もう」

ベアトリス「そうだね……ファイアとか覚えてないの?」

マリー「そういう基礎魔法覚えてるわけないでしょー」

ベアトリス「……覚えときなよ」

マリー「習得簡単だからね……一応」

そして私はベアトリスに教えられて、ファイアを覚えた。

マリー「これで依頼達成でしょ?」

ベアトリス「そうだね……とりあえず、ギルドに向かおう……ん?」

ベアトリスは急に立ち止まり、周りを見渡した。

マリー「どうしたの?」

ベアトリス「……危ない!」

私はベアトリスにラリアットされ、飛ばされた。

マリー「いてっ……もう、どうかしたの?」

ベアトリス「なんで魔王軍の残党が……」

マリー「それって、どういうことなの?」

ベアトリス「話をしてる場合じゃないよ……これは……死んだ」

マリー「死んだって……どういう……」

触手が頭上を通過していった。

ベアトリス「……もうこの場所ばれてるのね……じゃ、賭けに出るか」

マリー「賭けって……?」

するとベアトリスは城の濠から身を出し、こんなことを言った。

ベアトリス「お前らはなんなのだ!」

顔には汗が流れていた。

????「女一人か……二人見えたはずなんだけどね……」

ベアトリス「そっか、もうばれてたんだ、出ておいで」

マリー「……あいつ知ってるかも」

その姿を見た瞬間、過去の血が騒ぎ始めた。あいつは、元魔王軍、色欲の魔女……名前は……エルメス……エルメス・アーバン。

エルメス「あら、あんたがここにいるなんて、温室から抜け出したのかな?」

マリー「そうだよ、それであんたはどうしてここにきてんだ?襲いに来てんのか?」

エルメス「ああ、魔王様の言っていたことをやってるだけだ!」

もし、捨て子の事をぽろっと言ったら攻められるな……声に出さないでおこう。

エルメス「私の事を知ってるんだろうな!」

ああ、あいつは悪の7柱の中の奴だ、私は悪の7柱にも、聖の7柱にも入っていない、完全中立だ。

マリー「わかってるんだよ!」

エルメス「ローズマリィィィ!!!」

マリー「さんをつけろよ頭ピンク野郎!!!」

エルメス「死にやがれぇぇ!!!」

触手をこっちに伸ばしてくるが、私には止まって見えた、しょうもないことだ。

マリー「なんだそれ、紐かよ」

そして私は奴の脇腹にもぐりこんだ。

マリー「もらったぁぁ!!!」

エルメス「ふふふ……」

私は超近距離でスラッシュを撃とうとした。

エルメス「まだあるんだよ!」

マリー「ぐっ……」

打撃によって顎を持っていかれたか……拘束よりはましだ。

マリー「……少し派手に行こうじゃないか」

エルメス「お前は実力が足りなさすぎるんだよ!」

奴は私に向かってきた、触手は私を突き刺そうとしていた、私は冷静に飛んで避けた。

マリー「……知ってるだろう?私は空を飛べるってな!」

真上からメテオライトを出した。

エルメス「それは知ってるよぉぉぉ!!!」

奴は攻撃を受けながら、耐えて見せたのだ。

マリー「化け物かよ……」

ふと横を見るとベアトリスが拘束されていた。

ベアトリス「触らな……いで」

マリー「気色悪い」

私は拘束してる触手にスラッシュを繰り出した。

マリー「……ベアトリス?」

ベアトリス「……中に入れられそうだった……」

マリー「やめんか!?」

ベアトリス「でも、あいつに攻撃効いてなさそうですね」

マリー「だから、お前は逃げろ、ギルドに戻っておいて」

ベアトリス「わかった……生きてたら……また会おう」

マリー「私何年生きたと思ってるの?」

ベアトリスは託したよと目で言っていた。

マリー「……さて、邪魔はいなくなった」

エルメス「邪魔が入ったな……」

何を言っているのかわからないが、エルメスは逃げようとした。

マリー「逃がすか!」

私はチェーンを奴に打ち込んだ。

エルメス「放しやがれ!」

チェーンは外れ、奴は上に飛んで逃げていった。。

マリー「……疲れた……ギルド行かないとね」

あれは想定してないんだろう、ベアトリスは驚いてたもん。

????「ちょっと待て」

私の首元に剣を突き立てたやつがいた。その剣には少し既視感があった。

マリー「……誰なの?」

????「お前の親を殺したやつだ」

マリー「……私を殺しに来たの?」

????「答え方次第でな」

マリー「……質問?」

????「まず、どうしてあいつと戦ってたんだ?」

マリー「同伴者を襲おうとしてたから」

????「ならどうして守った?」

マリー「私が助けた命だ、どうしようとも構わないが、殺しても得はない」

????「どうやら、母と性格は違うんだな」

マリー「……なんで母上を殺したの?」

????「逆質問か、いいだろう、お前の母はな……冒険者を殺していたんだ、罪なき人間をな」

マリー「……そっか、私の母は無実の人を殺した殺人鬼か……」

????「だがお前は違う、城に入ってきた盗賊を食っていると」

マリー「どうしてそのこと知ってるの?」

????「……捨て子は……元気にしてるか?」

どういうことなんだ……?

????「……腕がつってきた……」

すると剣を降ろした。

????「その子は、俺の弟の子供だ。お前の城に捨てたのも弟だ。詐欺にあって生まれた子供をだ」

その話を聞いていると、胸糞悪くなってきた。

マリー「……その話、ギルドでよく聞く、だから、座らせてくれよぉ」

????「ハハハ……そうだよね、立話は終わり、行こうか、ヴァンパイアちゃん」

きっしょ、こいつこんなきもかったのか。

ベアトリス「いらっしゃ……ぼえぇぇぇ!?!?」

マリー「しー」

ベアトリス「なんで勇者様が!?」

勇者「いやねぇ……でかいメテオライトが見えたからね……来てみたらこの子がいたってわけ」

ベアトリス「……だから上に飛びあがったのね」

そして椅子に座り、ベアトリスからお金と生肉をもらった。

ベアトリス「……お詫びのお肉、いる?」

マリー「いるけど……何故か知らないけど、お金増えてない?」

ベアトリス「あの時助けてくれた時のお礼だよ……」

勇者「……魔族同士がなんで争いあうのが分からないんだが」

マリー「……実はね、一応中立なんだけどね」

勇者「中立の親を殺してしまったのか……?」

マリー「でも人を殺してたんでしょ?」

すると急に立ち上がり、こんなことを言ってきた。

勇者「本当に申し訳ない!」

マリー「なんで謝ってるの!?!?顔を上げてよ!?!?」

そして夜が終わりに近づいて行った。

マリー「もう夜が明けそうだね……じゃ、私は帰るよ」

勇者「……ちょっと待って!」

マリー「何?」

勇者「……一度城に行ってもいいかな……?」

マリー「っ……私の城は、いつでも開いてるよ」

そして私は飛び立ち、城に向かって羽ばたいていった。

マリー「……楽しかったな」

これが……楽しい感情……そしてまた行きたい感情……

マリー「……急がないと」

日が出てくる前に、城に飛び込まないと。

マリー「おかえりぃぃ!!」

グリーン「……感情豊かになってません?」

マリー「全然!」

そして日が出てきて、私は眠りについた、召使は機械だから寝なくても動いてくれるから赤ちゃんの面倒は見てくれるだろう。

マリー「……ふわぁぁぁ……おやすみぃ」

私はお気に入りのぬいぐるみを抱きながら眠りについた。

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