表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
四刀流の最強配信者 ~やり込んだVRゲームの設定が現実世界に反映されたので、廃止予定だった戦闘職で無双します~  作者: 木塚 麻弥
第3章 最強配信者、学園で無双する

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

89/143

第089話

 

『颯先生、これからよろしくね』

『よろしくお願いしまーす』


『はーい』


 颯たち3人が会話している様子を玲奈がモニターで見ていた。


「……とりあえず、これで一安心かな」


『学園に来ていただく交渉材料集めに苦慮していましたが、結局不要になりましたね』


 玲奈の呟きに愛奈が答える。颯たちがいるファミレスの監視カメラを愛奈がハッキングし、3人の様子を玲奈と一緒にチェックしていたのだ。


 颯が友人と会ってくると言って家を出ていく時、彼の友人関係についてよく知らなかった玲奈が少し不安になって愛奈に相談したため、このような状態になっている。


 ちなみに忍の修行をした颯は遠くからでも誰かに見られていればそれを感知できるが、監視カメラを介していると流石に対応できない。


「せっかく東雲学園を作れるってなったのに、颯が来てくれないんじゃ意味がない。もしもの時は交渉するつもりだったけど、颯が仲のいい友達と一緒にいたいって思うなら私はそれの邪魔はしたくない」


「えぇ。そもそもあの御方(・・・・)が相手では、交渉などできませんし」


 返還不要の奨学金を出す条件や、颯の友人の親を昇進させる条件など、東雲学園に入学してもらうため様々な交渉プランを愛奈は準備しようとしていた。


 しかし颯が友人と合流した時、直人の姿を確認した愛奈は交渉が不可能であると判断したのだ。


『玲奈様は、近衛様のことを御存じですよね』


「うん。お父様と一緒に何回か会ったことがある」


 藤原北家嫡流であり、公家の五摂家筆頭。

 人臣で最も天皇に近い地位。


 立場的には当然、東雲家より上位の存在となる。


 それが近衛家。

 直人はその次期当主だった。



「颯は知ってるのかな?」


『国家機密レベルの情報ですので、おそらくご存じないかと』


「あの彼女さんも?」


『あちらの女性は近衛様の護衛です。私でもアクセスに数秒かかるほど厳重な情報ファイルに彼女のデータが保管されていました。どうやら颯様と同類の様です』


「颯と同類って……。あの子も忍者なんだ」


『はい。颯様が伊賀忍頭領から免許皆伝の書を受け取ったように、咲野さきの 芽依めい様は甲賀忍頭領に認められた最強クラスの忍。お付き合いしていると言っているのは、常に近くで護衛する目的のためですね』


「ふーん。護衛って言うけどさ、あの子は本当に直人さんのこと好きなんだと思うけどな。直人さんの方も」


 伊賀忍頭領である服部什造の修行を受け、最強の忍となった颯。そんな彼のわずかな表情の変化も見逃さないように集中して配信を見続けてきた玲奈は、他人のわずかな仕草や表情の変化から感情を敏感に読みとる力を得ていた。


『あのふたりは、本来結ばれない禁断の関係であると?』


「そう。なんか応援したくなっちゃう」


 玲奈は3人の様子を見てニコニコしている。


「私、直人さんと芽依さんとも仲良くなりたい。あのふたりを本当の恋人同士にしてあげたい」


『わかりました。玲奈様がそうおっしゃるのであれば、私も全力で協力致します』


「ありがと、愛奈。よろしくね!」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

i889366
マガポケにて連載中!

ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ