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四刀流の最強配信者 ~やり込んだVRゲームの設定が現実世界に反映されたので、廃止予定だった戦闘職で無双します~  作者: 木塚 麻弥
第2章 世界を翔る最強配信者

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第078話


 俺と玲奈は第5等級『人のダンジョン』へ。アマテラス様は俺たちの拠点となった億ションで自室を神域化しながら待っていることになった。


「あ、そうだ。アマテラス様、ご飯とかはどうします?」


 第5等級にもなると、流石に1日で踏破は難しい。


 ダンジョン内で寝泊まりするつもりはないが、今いる拠点からは距離が離れているので疲労状態によってはダンジョン近くのホテルなどで宿泊することも考えられた。


 部屋にある電話でコンシェルジュに頼めば、どんな料理でも届けてもらえる。そんな素晴らしすぎるシステムがあるのだけど──


「我には必要ない。そなたらと一緒におる時はせっかくなので食べるが、我が糧とするのは日ノ本の民の信仰心じゃからな」


「なるほど。ではアマテラス様がお腹を空かせないよう、なるべく早くバディをゲットしてきます」


「一緒にダンジョン行きましょうね。そのために頑張ってきまーす!」


「うむ、我も楽しみじゃ。だが無理はするなよ」


「「はーい!」」



 ──***──


 東雲財閥の人に車で送ってもらって人のダンジョンへ。


 第5等級が解放されて数日経過しているけど、この等級に来る人はまだ少ない。ダンジョン前の広場にはほとんど人がいなかった。


 以前は俺たちがダンジョン攻略のために移動すると、マスコミの人らに囲まれて身動きできなくなることがあった。でも最近はそういうのが減っている。玲奈の父親である信孝のぶたかさんが動いた結果だ。


 娘の姿が無闇に報道されるのを嫌悪した彼は、部下に指示して俺たちを複数のガードマンで囲うようにしてくれた。それでも屈強なガードマンに睨まれても委縮しないタフな記者が何人もいた。


 俺と玲奈がふたりでダンジョンに入って行く様子を撮った写真などは何度も週刊誌に掲載されている。俺たちはそこまで気にしていなかったけど……。


 信孝さんは勝手に玲奈の写真を撮られ、マスコミに好き勝手書かれるのが耐えられなかったみたい。

 

 だから彼は買ってしまった(・・・・・・・)

 

 大手の報道機関を全て。

 世間にはバレていない。

 

 玲奈が言うにはギリギリ合法。でもかなり強引なやり方だったらしい。


 報道の自由って。

 知る権利ってなんだっけ?


 まぁ、おかげでダンジョンに入る時、玲奈と手を繋いでいてもそれが週刊誌に載る心配がなくなったのはありがたい。


 ちなみに中小や個人の記者が俺たちの写真を撮って大手に持ち込んでも、今は買い取ってもらえなくなっている。更に東雲財閥で広報をしている人たちが俺と玲奈の写真を撮って、オフィシャルな情報としてSNSなどに公開してくれる。だから最近は外でカメラを向けられることも減ってきた。



「新しいダンジョンに入る前は少し緊張するね」


「うん。ワクワクする気持ちと緊張感。俺はこれからダンジョンに挑戦するっていう、この瞬間が好き」


「わかる。ちょっと前までは周りがうるさくて、早くダンジョンに入るしかなかった。でも今はFWOの時みたいに集中できるから良い感じ」


 信孝さんのおかげかな。

 ありがとうございます。



 少し待つと、玲奈がダンジョンの入口を見た。

 俺も中に入る気持ちが出来た。


「いくよ、玲奈」

「うん!」


 さぁ、この等級も俺たちが一番最初に踏破してあげよう。

 

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i889366
マガポケにて連載中!

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