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❤5

 ゆうくんと最後にあってから2日が経った。2日間、あんまり寝られなかったし仕事も集中できなかった。喧嘩したわけじゃないのに、関係が悪くなった気がして辛かった。あの日帰らなければよかった。ずっと隣にいればよかった。この2日間ずっとそうやって後悔してた。そして、夜寝る前、最悪のラインが来た。


『別れよう。他に好きな人が出来た。』

『待って、なんで急に、嫌だ。』

『急すぎてわかんない。なんで。』

『せめて、最後に会って話し合って決めようよ』

『ねえ、お願い。』


 私は考えるよりも先に返信を続けた。既読はついた。でも返事は来なかった。その夜は眠れなかった。まだ転職したばかりだから簡単に休むわけにも行かないし、仕事には向かった。思っていたよりもちゃんと仕事はできた。仕事が終わって、あやちゃんと会った。他の人に話を聞かれるのは嫌だと言ったら、あやちゃんの家でご飯を食べさせてもらうことになった。


 あやちゃんの家はゆうくんの家と同じ最寄り駅にある。ゆうくんの家から歩いて5分くらい。駅について、ゆうくんを思い出して涙が出てきた。なんとか涙をとめて、あやちゃんの家に向かった。


「振られちゃったんだって?」

「うん。」


 あやちゃんは優しく温かい声で私にそう聞いた。その後私はあったことを全部話した。


「それで、今も既読無視されたままなの?」

「ううん、最後に送ったラインは既読もついてない。」

「ブロックされちゃった可能性ないかな、ちょっと試してみて」


 そう言われて私はあやちゃんに教えてもらった方法でブロックされていないか試した。ゆうくんにはブロックされていた。涙を堪えられなかった。こんな急に振って、こんな急にブロックなんて絶対おかしい。もし他に好きな人が出来たとしても、絶対ゆうくんはこんな事しない。そう呻きながら私は泣いた。あやちゃんは黙って聞いてくれていた。たくさん泣いて涙も枯れた。


「絶対おかしいもん。しんちゃんに聞いてみる」


 私はしんちゃんのラインを開いた。1ヶ月以上ぶりにラインを開いた。最後のやり取りはしんちゃんから『ゆうが熱出して仕事休んでる。看病しに行ってあげて。住所貼っとくね。』って来てる。このラインがきっかけで私はゆうくんと付き合えたんだ。それを思い出して、枯れたと思った涙がまた溢れてきた。しんちゃんにラインを送った。『ゆうくんに急に振られた。しんちゃんなにか聞いてますか?』


 その後1時間位、情緒不安定な私をあやちゃんは慰めてくれた。ありきたりな言葉を言ったりすることはなく、ただ、私の言うことをうなずいて聞いてくれて、なでてくれた。しんちゃんもラインの既読はつかなかった。しんちゃんにも、ブロックされていた。何がなんだかわからなかった。私は次の日仕事を休むことにして、あやちゃんの家に泊めてもらった。あやちゃんも休んでくれる事になった。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

基本的には毎日連載していく予定です。

感想など頂けますと嬉しいです。

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