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ゆうくんの家に行くと、いつもみたいにゆうくんが出迎えてくれた。
「ピザ、どれにしよっか」
テーブルに案内されて、ゆうくんからスマホを見せられた。2人で相談して、Lサイズで4種類を食べられるピザを頼んだ。ビールを飲みながらお話して、ピザを食べて、お風呂に入って、ベッドに入った。私から抱きついたら、優しく抱きしめ返してくれた。ゆうくんは力強く抱きしめてくれるときもあるし、優しく抱きしめてくれるときもある。私は力強くされる方が好き。そのあと、いつもなら続きがあるのに、今日はゆうくんはそのまま寝た。今日はそんなに酔いつぶれたわけじゃないのに。私はちょっといじけたくなったけど、そのまま寝た。
「ゆうくん、おはよ」
「ゆいちゃんおはよ」
朝起きて、ゆうくんは抱きしめてくれなかった。いつも寝起きのゆうくんは甘えたがりになってて、絶対くっついてくるのに。今日はなんか私のことを見てくれてないっていうか、他のこと考えてるみたい。浮気されたのかな。泣きそうになっちゃった。私が泣きそうになるとゆうくんはいつも気づいてくれてたのに、今日は気づかない。やっぱり他のこと考えてるみたい。こんなの耐えられない。私はゆうくんの反対を向いて静かに泣いた。ゆうくんは、抱きしめてくれなかった。
「かえるね。」
泣いていることをバレないように精一杯隠して、私は言った。これで終わっちゃうのかな。考えれば考えるほど涙が出てきちゃう。ゆうくんの返事を待たず、私はゆうくんの方を見ることなく家を出た。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
基本的には毎日連載していく予定です。
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