座敷わらしを語ろう
座敷わらしが赤い服きたら凶事の前触れ
白い服から着替えてたら皆で止めよう。
座敷わらしって面白いよね。
多分、同意してくれる人は100人中0.1人くらいいればいい方でしょうかf(^_^;
それでも、もう一度、座敷わらしって面白いよね。
ということで座敷わらしについてだらだらと語っていきますが、座敷わらし面白いよね、俺、超詳しいぜって方はコメント欄まで情報下さい(笑)
座敷わらしは各地の民間伝承に様々な形で残っていますが、だいたい共通するのが以下の点でしょうか。
白い服、ないし赤い服をきた童の姿
いたずらをしたり、子供をからかったりする
姿を見ると成功者になる
家にいると富をもたらし、去ると没落させる
皆さんが知ってる座敷わらしってこんな感じですか。
座敷わらしは各地で呼び方が違っていたりします、
地域など覚えてませんが、座敷ぼっこや蔵ぼっこ、座敷小僧といった座敷わらしに近い名称から、ノタバリコ、ウスツキコといったものまであります。
岩手県のノタバリコやウスツキコは下等な存在でただ悪さするだけのようですが、チョウピラコという本流な座敷わらしがいたりします。
東北に多くの伝承のある座敷わらしですが、口減らしに殺された子供の妖怪だという説もあったりしますね。東北地方では臼殺といって臼で圧し殺した子供を土間などに埋める風習があったそうで、ノタバリコやウスツキコはそうして死んだ子供が悪さをしているというわけです。
富をもたらす、という点では守護童子に関する伝承と混同していったのではないか、という説があるそうですが、口減らしにされた子供が守護神となるというのは不思議な話です。
貧乏神との関連なども言われる座敷わらしですが、清貧を尊ぶ神性存在と、なんだかよくわからない妖怪が同列に扱われる日本のファジーさも面白いです。
とうりゃんせ、や七五三などでもわかりますが、子供の死亡率は高く、特に乳幼児の死亡率は高かったんですね。
先進国の平均寿命の高さは、乳幼児死亡率の低さにも比例しますが、まぁ近代医学の発展以前は子供って死亡率が高く口減らしも多かった訳で、なので7才までは神様の領域にいる存在だとされてたんですね。
3才5才7才とここを越えると一気に死亡率が下がる節目で少しづつ人間の世界へと入っていくとしたんです。
そうすることでコミュニティにとって大切な子供の死を「神様からお借りしてた子供が帰っていった」と納得したわけです。
神様の世界へ帰っただけで、また戻ってくると。
だから口減らしした子供が守護神になるのも、神様に戻った、という感覚なのか、それとも貧しい生活で子供を殺さなければいけなかった自分たちの罪悪感への慰めなのか。
厳しい時代の中で産まれた座敷わらしの伝承ですが、裏側には色々な事情が見える気がするのです。
座敷わらしって面白いよね。
お読み頂きありがとうございますm(_ _)m
前書きは気にしないで下さい(笑)
でも、着替えを邪魔してたらロ○コンに間違われるかも、それこそ身の破滅だ((( ;゜Д゜)))