表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/381

儀式Ⅶ

クロス君とそんな話をしているうちに私の番が来た。召喚陣に近付いていくと周りからヒソヒソ話が聞こえる。どれも陰口ばかり……面倒……


リリィ「頑張ってね~イロハ」

イロハ「うん」


でもリリィ、使い魔召喚で何を頑張るの?

そんなこんなで召喚陣の前に立つ。愚者が何か言ってたけど知らない。彼、名前なんだっけ?まぁいいや、後で何か言ってきたらうるさいって言おう。

用意されているナイフで指を少し切って血を魔法陣に落としながら魔力を流す。すると魔法陣が見たことのない14色の炎が溢れだした。雷と雨?はわかったけどその他はわからなかった。

魔法陣から強烈な光が放たれ、思わず目を瞑る。

どのくらい経ったのか、強烈な光を感じなくなったのでそっと目を開ける。


「問う。貴女が、契約者か?」


そこには黒髪で武器を携え、マントを羽織っている一人の男性が私の前に立っていた。



~カズトside~



あ、視点が帰ってきた。どうも、召喚されてきたカズト・フィアンマです。どういうわけか、目の前の女の子だけじゃなく、周りの人たちも目を瞑ってるんだけど…何故に?



カズト「問う。貴女が、契約者か?」





俺の声に反応して女の子が目を開ける。でも、予想外だったのか、驚いたように目を見張った。自分が召喚したのが人間だからかな?



ところでさ…反応してくれないかな





カズト「再度聞く。貴女が俺「ギャハハハハッ!!」の…契約者か…?」





再確認しようとしたところで下品な笑い声を被せられた。正直、イラッとしたーーっ!!





「見ろよっ!落ちこぼれが人間を召喚したぞ!やっぱり落ちこぼれは落ちこぼれだな!!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想をお願いします
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ