帝国の影
シン「なんか嵐のように出てきて、嵐のように去ってったな・・・あのヒュドラ・・・」
リカ「まぁ、結構貴重なものが見れたし、記録することもできたから、別にいいんじゃね?」
確かに。
カズト「それより二人とも。とりあえずは下に降りよう。ユニが困っているみたいだし。」
嵐のように出てきて、嵐のように去っていったヒュドラのことについて、そう話をするシンとリカに対し、カズトが地上を見ながらそう言う。
カズトに言われ、地上を見てみると、
イロハ「ねぇ!!ユニ……あのドラゴンは何?私……一回も見たことがないよ!!」
シェリカ「ユニの・・・使い魔・・・なの?」
イリヤ「なんであのドラゴン、神級魔法を食らったのに、無傷だったの!?」
「え、えーとですね・・・」オロオロ
ユニがビーチの皆から絶賛質問攻めにされていたwww
エルザ「それにしても、先程カズト君達が倒したシェリカやその後から現れたあの奇怪な姿をしたクジラは、一体何だったのだろうな?」
シンとリカと一緒に地上に降り立ち、ユニに色々と質問攻めをしていた皆を落ち着かせた後、エルザさんがそう言う。
まぁ、ジュゲに関しては十中八九、俺とリカの二人のせいなんだけど・・・あの要○クジラは一体何処から来たのやら
リカ「あのさぁ。あのさぁ。これ、帝国の紋章じゃね?」
ん?
ジュゲに続いて突然襲撃してきた要○クジラについて、俺が密かに思案しているなか、リカがそう皆に言う。
その手には先程の爆散した要○クジラの一部だと思われる金板が握られていて、その金板にはなにやら紋章のようなものが刻まれていた・・・
エルザ「!?それは『アルドノア帝国』の紋章じゃないか!?」
リカが手にしている金板に刻まれている紋章を見て、エルザさんがそう驚きの声を上げる。
っていうか国名アルドノアって
いや、それ以前に
(リカ。おまえ、なんで帝国の紋章を知っているんだよ?)
何故帝国の紋章を知っていたかについて、俺は“念話”でそうリカに尋ねる。
(クラウスから貰った世界の知識。)
(把握。)
「まさか、帝国の奴らがあのクジラを・・・」
「フェルト。すまんが、私とアルはこのことを陛下に報告するため、先に別荘に戻る、失礼する。」
フェルト「わかりました。」
帝国製と思われる要○クジラの襲撃を王様に報告するため、エルザさんとアルさんはそう言って、先に別荘に戻っていった。




