怪獣バトル勃発
リカ「え?」
シン「む?」
カズト「どうした?ユニ。」
突然呼び止められたことに対し、リカとシンは立ち止まり、俺は自分達を呼び止めたユニにそう尋ねる。クジラに注意を取りながらユニに確認を取る。
「えっとですねぇ!!ヒューさんがですねぇ!!そのクジラは俺に任せろってぇ言ってます!!」
「「「ヒューさん?」」」
ユニが言った『ヒューさん』という聞き慣れない単語に俺、シン、リカの三人が首を傾げるなか、
ザパァァァンッ!!
「「「!?」」」
海の中から“ソイツ”は現れた・・・
“ソイツ”の特徴はまず、身体の色が全体的に黒に近い紫色。
ギリシア神話を代表する怪物
大きさは要○クジラの一回りほど大きく、直立不動の恐竜のような容姿をしている。って
「「ヒュドラああぁあああぁぁあぁぁぁあぁぁああぁあぁーーーっ!!?」」
「頑張って!!ヒューさん!!」
「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!!」
俺とリカが思わずそう叫び、ユニが笑顔でそう言うなか、突如として現れた史上最強水中生物、もといヒューさんがそう雄叫びを上げた・・・
カズト「ちょ、ユニ!!なんなの!?あのヒュドラ!?」
突如として現れた史上最強の生物のことについて、僕は慌ててそうユニに尋ねる。
「ヒュドラ?ヒューさんはヒューさんです♪なんでもギリシアっていうお星さまに宿るせいれいさんなんです♪」
対するユニは笑顔でそう言ってくる。
「グルアアァアアァァアァァァアアァァアァァーーーッ!!」
「ホエエエェェェーーーッ!!」
今、現在進行形で要○クジラと激しいバトルを繰り広げているヒューさんを見ながら、俺は真面目にそう思った。




