パーティープレイ
『!?』
「ヴロロロロロロローーーッ!!」
ジュゲが尾獣弾を放ってきたのに対し、ビーチにいた皆が身構えるなか、
ズバァァァンッ!!
カズトは雨と闇の炎合成守護の炎『ダークローディオ』
リカは上位合成魔法『灰異論』
シンは破壊の守護魔法『破滅刻天』
を同時に発動した。
「ヴロロロロロロロッ!?」
ザパァァァンッ!!
その砲撃は合体魔法にて消え去った。
「ヴロロロ・・・オマエらガ・・・勇者カ・・・?」
攻撃を防がれたジュゲがそう尋ねてくる。
カズト「いや。残念ながら、俺は勇者じゃない・・・勇者はこいつだけだ・・・」
シン「なんで言うかなさらに面倒になるだけなんだけど」
「カズト!!」
「カズトさん!!」
ジュゲからの問いに対し、俺がそう答え、シンにそう面倒くさそうに問うなか、イロハとイリヤがそう言って俺とジュゲの方へ向かおうとする。
「ちょい待ちwww二人ともwww」
が、リカにそう呼び止められた
「あ、リカ!?」
「なによ!?リカ!!このままだとカズトが」
カズト「二人、いや、皆には悪いが、」
リカ「あのタコはオレとシン、カズトの三人に任せてくんね?www」
慌てているイリヤとイロハの言葉を遮りながら、カズトとリカはそう言う。
「なっ!?」
エルザ「正気か!?貴様ら!!相手はあの『深海の悪魔』と言われているジュゲだぞ!!」
リカとカズトの言葉に対し、エルザさんがそう言う。
カズト「無論正気だ。」
リカ「けど、あのタコはオレ達三人が相手しなきゃいけないんだよねぇ~♪」
シン「はぁ仕事をしますか……」
が、リカは平然とそう言う。
シンは頭をかきながらカグツチを召喚する。
「?リカ。それってどういう」
リカ「じゃあ、行ってくるwww」
シン「すぐに終わらせて寝る。お前ら10分で片付けるぞ」
「ちょ……ちょっと!?」
首を傾げながらそう尋ねようとしたイロハを余所に、リカとシンはそう言いながら“飛行魔法”で飛び立ち、俺の方へ向かった




