表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
66/381

海底からタコが勇者を求めて現れたそうですよ

リカ「いやぁwwwなんだかんだで楽しいねぇwwwカズトwww」


スイカ割りを終えた後、いろいろ遊んでいたリカがそう話しかけてくる。


カズト「まぁ、確かに楽しいな。あっちではこうもなかったからな」


リカ「ホントホントwwwこんな楽しい時間が永」


ザパアアアァァァンッ!!


「「・・・」」


「・・・ねぇ。カズト・・・」


「大丈夫だぞ。リカ。俺も同じことを思っているから・・・」


「じゃあ、二人で一斉に言おうか。」


「あぁ・・・」


「「せぇーのぉ、」」


リカ「テンプレってすげぇ・・・」


カズト「お決まりってすげぇ・・・」


互いにそう言う俺とリカの目線の先には、


「ヴロロロ・・・」


でっかいタコがいました。

っていうかリカと考えてたことが若干違ってたよ


エルザ「ん?あれは『深海の悪魔』と言われている海の魔物、ジュゲじゃないか。」


アル「普段は深海にしかおらず、この辺りにはいない筈ですが……」


「あ。アルさん……エルザさん。」


突然出てきたタコにビーチが騒然とするなか、いつの間にかいなくなっていたアルさんとエルザさんがそう言いながら現れる。


カズト「二人とも。今まで何処に行ってたんですか?」


アル「いえ、エルザ様と模擬戦をしておりましたので。」


エルザ「つい先程まで別荘の中庭で剣で語り合ってきたところだ。」


剣で語り合ってきたってwwwバトルマニアかwwwおまえらはwww


「「まぁ、バトルマニアなのは否定できんな(できません)。」」


リカ「さりげなく心を読まれたwwwっていうか否定しないのかよwwwおいwww」


エルザ「しかし、何故ジュゲがここに?」


「ん?ねぇ。皆。あのタコ。何か言ってない?」


突然のジュゲの登場に対し、エルザさんがそう疑問の声を上げるなか、紫色のボブのおとなしそうな感じの土の貴族のご令嬢、ミサ・グランディアスさんがそう皆に言う。


「ヴロロロ・・・・・・勇者ハ・・・何処ダ・・・!?」


よく聞いてみると、片言ではあるが、確かにジュゲはそう言葉を発していた。

・・・ってん?勇者?

で、今、目の前にいるジュゲは勇者を倒すために現れた・・・

つまり・・・


カズト「おいクズハお前のご指名だぞ」


シン「ぇ……面倒くさ」


シンは勇者にあるまじきことに面倒だと言いはなった。


リカ「面倒くさがる勇者とかwww」



シン「二人でやってよ僕は寝てるから」


「「・・・」」


シンの言葉を聞いて、二人が絶句しているなか、


「ヴロロロ!!」


グォォォッ!!


ジュゲが尾獣弾を放ってきた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想をお願いします
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ