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さぁ行こうか

次の日の朝、学生寮前・・・

いつも通りイロハを起こし、ユニを着替えさせ朝食を取る。荷物をまとめて玄関を出る。階段を降りて大広間に着くとシンとフェルト姫以外の人たちが集まっていた。朝の挨拶が済むとカズトの横で隠れているユニを見た。


イリヤ「ねぇ。カズト。その金髪の女の子は誰?」


シェリカ「リカその・・・マント何?」


ユニを見ながら、イリヤが話しかけてきた。それを説明しようとしたがシェリカの言葉に驚いた。

リカの服装は暁の羽織をしていた。

リカよ尾獣でも取りに行くのか?



リカ「気にすんなこれは普段着だ」


それまじか……普段目立つ格好で出歩いていることだな

リカに呆れつつも平常心を保つ。

カズト「妹のユニだ」


ユニ「ゆ、ユニですよろしくです」

リリィ「かわいい」




俺達がそんな話をしていると、


シン「お。皆いるな。」


シンがそう言ってくる。


近くにはフェルト姫やリリィ、フレイ以外の六大貴族もいる。


カズト「シン。思ってたより大人数なんだけど、本当に大丈夫か?」


俺、マリア、リカ、イロハ、フェルト姫、ユニ、フレイ、イリヤ、リリィ、シェリカ、リリィ、フレイ以外の六大貴族のという大人数だということについて、クロスはそうシンに確認する。


シン「大丈夫だろ。な?フェルト姫。」


フェルト「はい。これを使えば、プライベートビーチへひとっ飛びです。」


シンの言葉にフェルト姫はそう答えながら、懐から一枚の紙を取り出した。


カズト「?フェルト姫。これは?」


フェルト「これはお父様から渡された移動用の転移魔法陣で、一緒に行く人達の人数に応じて、私が魔力を流すことでプライベートビーチに一緒に転移させることができます。私自身の魔力量は3000万でギリギリではありますが、ここにいる全員を転移させることは可能です。」


ほぅ・・・それはまた便利な・・・

よくその札を確認すると魔術刻印が複雑で何処に飛ばされるかもよく分からない。


カズト「フェルト姫……その前にそれかしてもらえますか?」


フェルト「?はい」


フェルト姫から魔方陣を受けとると、瞬時に書き換えた。まずは魔力を10万に設定し、移動場所を安全地帯に……よし


カズト「すまんどうぞ」


「では参ります・・・ハッ!!」


フェルト姫がそう言って魔力を流した瞬間、


パァァァ


俺達全員が入る程、巨大な転移魔法陣が展開され、


フッ


俺達は王族のプライベートビーチへ転移した。

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