表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/381

リカ・クロキバ

悪魔召喚を潰して、捨てられ系主人公のユニ、トリップっ子のリカを保護した後日、学園でヒナ副会長から話を聞いたところ、悪魔召喚の関係者はゲハは死亡したため、確認することが出来なくなってしまったため迷宮入りしてしまった。

リカは俺やイロハも所属しているギルド、『夜桜』に入り、その魔力量と属性の多さで異例ではあるが、SSランクになった。

クリスさんは最初、帝になることを勧めたらしいのだが、


「カズトも結局は帝にはならないで、SSランクで留まったんだろ?だったらオレもSSランクでいいや♪そっちの方がフリーダムがあって面白そうだし♪」


っていうことらしい。

なぜ俺基準で決めたかはスルーする。

因みにその時、リカに付いた中2ネゲフンゲフンッ!!二つ名は『戦乙女ヴァルキリー

まぁ、そんなことがあった日の翌日、『アルカディア魔術学園』、教室・・・


イロハ「おはよう。リリィ、シェリカ、イリヤ」

リリィ「おはよう♪」

イリヤ「おはようございます♪イロハ♪カズト♪」

シェリカ「・・・おは・・・」


朝、登校して教室に入った後、俺とイロハはリリィ とシェリカとイリヤの三人とそう挨拶を交わす。


フレイ「あのさぁ。カズトにイロハ?一応俺もいるんだけど・・・」


カズト「あ。弄られ君。いたんだ。」

(大丈夫だ。フレイ。俺は忘れてないから。)

「ぐすっ・・・どうせ俺なんて・・・どうせ俺なんて・・・」シクシク


そうしてまたしても隅でいじけるフレイ(弄られ君)ですが、当然スルー


リリィ「あ。そういえば聞いた?今日、新しい編入生が来るんだって♪」


隅でいじけているフレイ(弄られ君)をスルーしながら、リリィが楽しそうにそう話題を振ってくる。

本当、フレイ(弄られ君)に対して冷たいよね。うん。

まぁ、俺も人のこと、言えないけど・・・


イリヤ「へぇ……一体どんな子が来るのかしらね・・・」

シェリカ「ちょっと……楽しみ」

フレイ「俺はできることなら、可愛い女の子に来て欲しいな♪それも巨乳なら尚も良し♪」


今日、入ってくる編入生について、イリヤ、シェリカ、フレイ(弄られ君)の三人がそう言う。

まぁ、俺とイロハは編入生が誰かは知ってるんだけど・・・

っていうかフレイ。いつの間に復活した?

いつの間にか復活していたフレイ(弄られ君)に対し、俺がそう思っていると、


ガラッ!!


「おらぁ~~~さっさと席着け。かす共ぉ~~~欠席扱いにすんぞぉ~~~」


担任、クロト教諭がそう言って、教室に入ってきた。


ザッ!!


そして、それと同時に教室にいた全員が一斉に席に着く。


クロト「よし。今日も欠席者はいないな。もう知ってる奴もいると思うが今日、このクラスに新しく編入生が入る。」


「先生!!その子は女の子ですか?男の子ですか?」


今日、入ってくる編入生の性別について、リリィが手を上げながらそう尋ねる。


「・・・喜べ。チェリー共。編入生は女だ・・・」


「「「うおぉぉおおおぉおおぉぉぉおおぉおぉぉおーーーっ!!!」」」


クロト教諭がそう言った瞬間、モテない男達の咆哮が教室内に響き渡る。


「それじゃあ、編入生。入ってこい。」


ガラッ!!


そのクロト教諭の言葉と共に教室のドアが開くが、


シーン


「「「?」」」


廊下には誰もいなかった。


・・・っては?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
感想をお願いします
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ