開演だ
「なっ!?魔力封じの枷を自力でブッ壊しただと!?」
あっこの枷……魔力封じ……だったんだ……道理で魔法が……使えないと思った
「うわぁ~~~♪まさか、こんな所でベ◯ダーさんに会えるなんてぇ~~~♪うん♪オレ、もう今、死んじゃっても良いかも~~~(´∇`)♪」
そんな男を無視して……そうはしゃぐ女の子……
うんとりあえず……落ち着いて……
「ちっ!!ふざけやがって!!この野郎!!」
そんな仮面に……殴りかかろうと……する男……だけど……
ザグ
「!?」ビクンッ!!
突然胸を刺された男は……苦しみだし炎となり……消えた……なぜ?
視点は変わり、儀式の地下牢屋に無事潜入することに成功したカズトだ。
顔が割れないようにするため、ベ◯ダーさんのスーツを見に纏い潜入したら、黒髪の少女がすごいハイテンションになりながら、自分の両手両足に着けられていた枷をブッ壊しました。
絶対この子がトリップっ子だな……
で、そのトリップっ子に俺を殴りかかってきた商人を、嵐の炎を纏った椿で突き刺し消し去った。
「とりあえず、“空間の炎”でこの地下牢屋の空間を切り取って、“時の炎”でこの地下牢屋内での一日を、向こうでは一秒ってことにして……“振動の炎”でこの地下牢屋内の音や声が漏れないようにしないと・・・」
商人を葬った後、俺は淡々と工作を行う。
あ。一応声は変えている。
よし。これで当分はバレずに生け贄一歩手前達を逃がせるな( ̄~ ̄)ニヤリ・・・
マスクの下で俺がそうニヤリと黒い笑みを溢していると、
「あ……なんだカズトじゃん……」
ってえ?
何故ばれた




