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儀式Ⅱ

抱き着いてきたのは数少ない私の友人である、リリィ・ウォルス。水色の髪をセミロングを後ろで縛っていて、人懐っこい性格の持ち主だ。あと、家は有名貴族の一つでもある。



リリィ「?どうかしたの、イロハ?」



「……いつも言ってるけど、何で抱き着くの?」



リリィ「う~ん……スキンシップ?」



私に聞かれても困る………

そういえば自己紹介をしていなかった。私はイロハ・タチバナ。茶髪をロングにしている。

茶髪はこの辺では珍しく、というよりほとんどいない。黒髪も同じでほとんどいない。


リリィ「それよりさ、今日は楽しみだね~」

イロハ「…?」

リリィ「ほら、今日は使い魔召喚をやるでしょ!」

イロハ「…ああ……」


言われて思い出す。

今日は授業で使い魔を召喚する。召喚陣に魔力と血を流すことでそれぞれの者に見合う生き物が選ばれる。そのため、才能の差が比べられる。


イロハ「馬鹿な奴は、威張り散らす……」

リリィ「まぁ…大抵の貴族って自分の力を示したがるから……」



私のぼやきに苦笑しながら答えてくれる。分かってはいる。だから私は、大抵の貴族は『救いようが無いガラクタども』だと認識している。でも、中にはウォルス家のように信じられる貴族もいることを忘れてはいけない。


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