ギルドマスター
ギルドに着いて受付にて登録を済まし、ボードを確認しているとギルドマスターのクリス・ハイトがやってきた。
クリス「君だね新人のカズト君というのは……私はここの【夜桜】のマスタークリス・ハイト」
カズト「そうです俺がカズトです」
クリスに上から下まで見られると
クリス「ここじゃなんだし移動しようか」
クリスさんに連れられ、外にある闘技場に移動する。
カズト「あの…まさかとは思いますが、マスターと戦えばいいんですか?」
クリス「そうね」
カズト「やっぱり……」
クリス「ルールは簡単。使い魔無しで魔法あり。不死結界張るからどちらかが気絶するか死んだら負けだ」
使い魔無しという点で一安心。だって俺が使い魔扱いだし。
クリス「あと魔武器もありだ。準備はいいか?」
そう言って魔力を高める。俺は雨と霧の属性を灯した。
カズト(イクゾ……椿、ソラ)
ソラ(了解マスター)
椿が待機モードから刀に変身する。
クリス「考えるなよ?カズト」
カズト「!?」
その言葉が聞こえた瞬間に間合いに入られていた。感知の炎を常に発動していても、感知できないほどであった。
クリス「炎王の剛炎
」
クリスが炎を纏った拳で殴り付ける。それを椿で防ぐと爆風が吹き荒れる。
カズト(神風剣術……守式一三ノ型 疾風)
一三ノ型神風は守の型。相手の動きを見切り、攻撃を弾く守りの型
カズト「神風流…」
咄嗟に防御体制をとったクリスに対し冷静に次の型へ移行する。




