魔武器Ⅴ
放課後
闘技場を借りて特訓を始める。
カズト「神風剣術について教える」
イロハ「はい!」
カズト「んじゃ、武器出して構えて」
早速出して構えてもらう。師範に比べればやっぱり隙だらけ
カズト「神風剣術流は斬るに特化してるから剣先は前に向けて」
イロハ「え、えと…こう?」
カズト「そうそう、型は1度しか見せない……見せたらその一週間後に確認する。もしだめなら才能がないと判断する」
イロハ「え、そうなの!?」
カズト「そりゃ完全無欠だからね、継承は1度きりなんだよ。だからその人の才能によっては滅びの剣と呼ばれている。まぁ魔力で代用すれば大丈夫だよ」
イロハ「やってみる」
なんといい目付きになったな
カズト「簡単に言うと、魔力を刀身に纏わせて強度を上げること最初は神軸の風から」
型を一から八まで教えた。
「えぇと……こう?」
すると刀身の銀色が一段と眩しくなる。先程よりも業物になっているのだろう。
カズト「そうだ。じゃあ一週間後試験をする」
イロハ「わかった」
カズト「それまでは俺はギルドにでもいる」
イロハ「よぅし…」
イロハが身体強化で速度を上げ…無限に出てくる藁人形にて練習を始めた。
カズト「(やっぱり遅いなぁ…)」
それもそうだ、あの人は運動神経がいいからすぐに上達した。
そして死戦をくぐり抜けきたんだから。




