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皆の水着を拝見

「……何この状況?」


水着に着替えて、上半身に黒いパーカーを着て、ビーチに出るとグレンとフレイ、マリアが砂浜に首だけ出して埋められていた。


「あっ!カズト!遅かったね!」


カズト「ああ、久しぶりだなアーサー」


つい一人で呟くと、犬耳と尻尾をピコピコと動かしながら何だかかなり長い間会ってなかったような気がするアーサーが近づいて来た


「?…ほんの一週間前まで毎日会ってたじゃん」


「いや、こっちの話だ。

……で、この状況は何があった?」


そう言って3人並んで生首と化している3人を見ると、アーサーはあぁ……と声を発してから口を開いた


「いやね、さっきあの二人が女子の部屋に突入しようとしたんだけどユウヤとシンに埋められたんだよ。

マリアはいつもどうりフェルト姫から仕置きを受けて……

で、それにいつも通りグレイたちが面白がって魔法をぶつけてたんだ」


その言葉を聞いて俺は「はぁ……」と深い溜め息を吐く


カズト「あいつらも懲りないな……しかも二人ともちゃんと綺麗な嫁がいるだろうに……」


そう呟きながら担いでいたかなり大きめのパラソルを砂浜に突き刺し、開く


アーサー「あ、手伝うよ。…ところで怒らないの?いつもならあの二人に制裁を加えてるとこだよね?」


カズト「サンキュ。…別にそんな未遂にすらならなかったやつに怒るほど俺は理不尽じゃないぞ」


ブルーシートを敷き、それに被せてかなり大きいテントを張りながらアーサーに答える


「そうなの?(…あれ?カズトの足下から魔力?の気配…?)」


「そうだよ」


更にテントの次に妹達の為に浮き輪を膨らませ始める。

何かレジャー先のお父さん状態になりつつあるのが若干微妙な心境だ



グレン「あれ?フレイ、なんか砂が熱くなってないか?」


フレイ「ホントだって熱!!」


マリア「ちょっ!火傷するって!早く出ねえと!」


「ふんっ!……あり?砂がめっちゃ固まって動けない」



「「ギャアアアアア!!」」


向こうからなんか悲鳴が聞こえてきたが俺は知らん


断じて足の裏から砂に干渉してあいつらの周りだけ熱くして固めたりなんかはしていない

「遅くなりました~!」


しばらくバカ二人を弄りながら男性陣と談笑しているとミキの声が聞こえてきた


「お~、お疲れさ…ん…」


声が聞こえてきた方向を見ながらそう言うと、言葉の途中で固まってしまった


「どうでしょうか…?」


そこには、正に天使達がいた。


「……綺麗だ…」


思わずそう声を洩らしてしまう。


「ふふっ、ありがと♪カズト」


呟いた言葉が聞こえたのかイロハがそう微笑む。

その仕草にも目を奪われてしまう。


「みんな綺麗だぞ、よく似合ってる」


どうにかその言葉を発して再度みんなの水着姿を見る

イリヤは白いビキニで白い肌と銀色の髪が更に際立っている

フェルト姫は緑色のビキニに腰にパレオを巻いている

シェリカはヒラヒラしたフリルが付いたオレンジ色の可愛らしいワンピースタイプの水着

ミキは黄色いビキニで、普段は降ろしている黒髪をアップで纏めている

イロハは青い生地の中に白い雪の結晶が描かれているビキニ

サラさんは白地の中に金色で一羽の蝶が飛んでいる水着、大胆にも下は紐で留めるタイプのもの

セレスは赤と白のチェック柄のビキニタイプの水着

リカは胸を晒しで巻いて下はふんどしを履いていた。何故それチョイス?


「…あれ?アキは?」


アキの姿が見えなかったのでイリヤに聞いてみる


イリヤ「ああ、アキならユニちゃん達の着替えを手伝ってたのでそろそろ来ると思いますよ」


なるほど、なら多分アキも同じような理由だろう。

……それにしてもここにいる全員が美女、美少女なんだよな

そのうち背後から刺されてもおかしくないかもな、もちろんそいつは返り討ちにするが


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