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傷痕

「ふぅ……」


控え室に戻った俺は備え付けのソファに腰を落とす

ちなみに控え室は各グループに一部屋あてがわれている


「全く、無茶しすぎだww。

右腕を見せろww。さっきは少し痛みを和らげるくらいの治療しか出来かったしよぉ」


「あ、はい……っ!!」


リカに腕を見せようと袖を捲ろうとしたらうっかり腕に触れてしまい俺すら悶絶するレベルの痛みが走った


カズト「つ~~………流石にオッサンの一撃は重かったですね……」


リカ「全く、腕を粉砕骨折なんて笑えね~。(カズトの涙目……レアww!売れば高そう)

あまり心配させるなよ」


そう言ってリカは俺の右隣に腰掛け、右腕を手に包み込む

すると、右肩から指先迄を淡い光が包み込んだ


リカ「いくら自然回復するとはいえ痛みはあるんだから痛みだけでも取り除かないといけねぇよ?」


確かにフルスペックの俺の場合体が消し飛ばされようが一瞬で完全回復するがその時に受けたダメージの分激しい痛みが残る

短い付き合いのリカはそれを知っているから封印を解いて回復させる前に痛みを取り除こうとしているのだろう


「……よし、サンキュー。痛みは完全に引いたよ」


痛みが引いたところでリカに声をかける


「そうですか~?」


するとリカは少し気遣わしげに触れていた手を離した


「はぁ、今度から能力全封印した状態でももっと修行しないとな……【解放(リリース)】の炎」


俺は次の課題を心に刻み付けて全封印を解除した


「…ん、よし」


体に魔力が満ち、右腕が一瞬で元通りに戻り。体が軽くなる感覚がしたので、二、三回右腕を握ったり開いたりして体の感覚を確かめる


次はどんな相手との闘いかな?


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