戦闘Ⅱ
~カズトside~
椿に破壊の炎を流し、待機モードのブレスレットから刀に変形させる。黒騎士の攻撃を破壊した。
狐「な、何故だ!?何故無傷なんだっ!?」
カズト「ふっ…もう終わりなの?」
動揺する丸狐に対して挑発する俺。挑発するときにニヤリと笑い、構える。
カズト「どうしたの?貴様の力はこの程度なのか?」
狐「クソッ!やれ!!何としても倒せ!!」
黒騎士「グオォォォ!!」
黒騎士が再び闇球を放ってくる。が、まるで効かない。爆発の振動で揺れる程度。
あーーーーー
ヤバイ、ヤッバイ、これ以上この感覚を味わったら鬱になるよ、絶対。だからさっさと片付けよう。
狐「な、何故だ!?何故効かないんだ!?」
カズト「君の力量はわかったさっさと済まそう」
その声と共に動き出す。同時に俺は駆け出し、黒騎士の目の前に迫る。
素早く頭部と首、各部位を捕捉する。黒騎士は俺が何をしようとしているのか分からないらしく、槍を振り回して動きがめちゃくちゃ
カズト「葬る……」
槍を受け止め、指に椿から分裂したいくつもの手錠が現れ、黒騎士の馬に施錠する。馬はその手錠により絞められ倒れてしまう。さらに空へ駆け上がり、手からいくつもの小さな針をばらまき柄にて殴り付ける。
放たれた細かな針が黒騎士の頑丈な防具、皮膚を貫き、血が吹き出す。
黒騎士「グオォォォ…!?」
黒騎士の身体が淡く光だし消える。あまりの威力に全員が絶句する。
カズト「話にならないな……君は弱い?」
ブータンに振り返りニヤリと笑い刀を再度構え直した。