戦士の狂演
ようやくラルドたちいつものメンバーが現着した。フェルト姫は慣れた手つきで『アカツキ』を発動する。さらに鞭を構える。
ラルドは新型オプションブレード『漁火』『蛍火』を鞘から抜刀する。
リカは装備型オプションワークス『根源』を発動する。深紅に染まった装備となった。
イリヤは新たに生まれ変わった魔武器『タロット』を使う。狂戦士を召喚し、騎士のタロット『土方歳三』を憑依させる。
カズトはオプションワークス『炎翼』を発動する。燃え盛る炎の翼を広げ、炎の義手ができあがる。
マリアはジャッチエンドを構え、新型オプションワークス『鎮魂曲』を装備する。いくつものワークスビットを浮遊させ待機させる。
そして敵陣で動きがあり、殲滅者の高エネルギー砲が放たれる。しかしアカツキの反射の能力により跳ね返り敵陣に被害が生じた。それを見計らいラルドが降りていった。
ラルド「俺は俺のやり方で殲滅してやりゃー機械人形は任せたぜー」
ラルドは敵兵士陣のど真ん中に降りていく。呆けていた兵士が正気を取り戻し、一斉に攻撃を仕掛ける。槍がラルドを貫く。しかしラルドは貫かれる瞬間に空を駆けて魔力弾を放つ。
ラルド「強化装甲弾」
ラルド「散弾装甲変化」
魔力弾を次々に放ち殲滅していく。笑いながら殲滅していく姿は敵陣で驚異であった。
「あ、あくまぁぁぁ!」
ラルド「うるせぇよ」
「たく雑魚が粋がるなよ」
魔力弾を弾いた位の高い兵士が現れた。
ラルド「へぇやるじゃん」
「おまえこそな!」
斧と双剣がぶつかり合う。強者でしかわかり会えない戦いを他の兵士は見ているしかなかった。だがラルドが避けると斧は味方兵士を巻き込みながら戦っていた。雑魚は消耗品ばかりの扱いであった。