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開戦の狼煙

あの騒乱から2ヶ月がたち、鬼人の記憶がある人たちは落ち込んでいた。街並みは復興の兆しが見える。そして穏やかな日々が戻ってきていた。アルカディア魔術学園も通常授業に戻っていた。イロハとの契約をもう一度やり直した。そして……冬が訪れた。雪がちらつき積っていた。

そんななか……


カズト「まだ落ち込んでいるのかイロハ」

イロハ「だってアリエルがしたことは……私のしたことと同じ……」

リカ「そう考えるな」

ヒナ「最初は戸惑ったけど今があるじゃない」

ラルド「そうそうヒナがそういってんだ。それでいいじゃねぇかよ」


いつも通り昼食を皆で取っていた。

ラルドはヒナの頭に手を置きそっと撫でた。あの戦いで二人の距離が縮まり付き合っていたのだ。


リカ「ラルド先輩なんか柔らかくなったなww」

ラルド「あん?そろそろ卒業だからな……単位取っとけばなんとかなるだろ?」

ヒナ「でもラルド……卒業後はベルト支部長のエンデューロ支部に行くんでしよ?」

ラルド「まぁやりたいことがないんでねぇ悩んでいたとき支部長から言われてな決めたんだ」


ラルドの実力であればベルト支部長の右腕まで登り詰めるだろう。しかしラルドはそれに興味はなく気ままに仕事するだろう。

そして……緊急放送が流れ始めた。


『学園長のホワイトだよ♪1時間前にアルドノア帝国から宣戦布告されたんだ♪困っちゃうよね♪』


「「遅いよ!!なんで困ってるのに楽しそうなの!!」」


カズトら以外から突っ込んだ。あの学園長をいちいち気にしてたら剥げてしまう。


『だからカズトくん♪頼んだよ♪』ブチ


カズト「結局俺頼みかよ!」

リカ「まぁ退屈しないからいいじゃん見に行こうぜ」

カズト「それよりもシン……お前は聞いてるか?」

シン「あの堕王……いつかシバく」


シンからは勇者とは思えないほど黒いオーラを放っていた。こいつも苦労してんだろうとカズトは思った。

急いで昼食を済ませ、城壁に転移した。そして見渡すとこの世界にはない機械人形ロボットが集結していた。それも約1万……よくみれば機動戦士種運命に出てくる地球軍の機体に似ていた。


カズト「よくもまぁ創るよね」

リカ「雑だがいい仕事している。転成者がいるようだな。ほらあそこ」


リカが指差した方向には殲滅者デストロイがそこにいた。どんだけその作品好きなんだよ。



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