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届かぬ

イリヤはザラクとの戦闘で魔力が尽きそうであった。英雄の力を借りてもザラクに傷1つ付けやしなかった。


イリヤ「まだ風気蘭絶ふうきらんく


弓型オプションワークス『風牙ふうが』を取りだし、空に向かって弦を引く。放たれた魔力の矢はザラクに向かって襲う。ザラクは軽々と避けてイリヤに迫る。構えが遅れ懐に迫られ軽く左肩をを殴られた。イリヤはザラクから離れる。そして左肩から嫌な音が聞こえた。それは骨を折られたからだ。左肩を押さえながら短剣を構える。

ザラクはキラースポットと呼ばれる鍛えても鍛えられない肉体の弱点を見つけることが出来る。

さらに頬や左足、右太もも、など様々な場所を殴られ身体中が悲鳴をあげ立てなくなり膝をついた。


イリヤ(立ちなさい……たって……)

ザラク「終わりか……ならあいつらを追うか」


意識を失いかけたイリヤに対してカズトたちを追おうと歩き出した。イリヤの魔武器であるタロットから1枚が輝き出した。イリヤは動かぬ手を無理やり動かしてそれをつかむ。

殺気を感じ取って避けたザラク。ザラクは右腕を取られていた。

ザラクは森の力を借りてイリヤをとめる。しかし巻き付いた枝は消滅した。踏み出した足下も朽ちていた。


「朽ち果てろ」


その言葉で森が全て朽ち果てた。ザラクは森の力を失いかけた。手に魔力を貯めた弾をイリヤに向けて放つ。しかし弾も朽ちてた。ザラクはイリヤにより封印させた。

もとに戻ったイリヤはボロボロの体で引きずりながら門まで向かう、


イリヤ「いかなくちゃ……いか……」


そしてイリヤは大木に寄りかかり意識を失った。イリヤは皆の元へたどり着くことなく倒れてしまった。


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