防衛戦開始
フェルトが指差した先には、大型魔獣が城壁に向かって3体が特攻していた。
ラルド「了解~」
リカより新たに渡された装備型オプションワークス『弁慶』を装着する。このオプションワークスは既定値の攻撃を受けると砕け散り使えなくなる。
『弁慶』は無数のオプションワークスを装備するラルド専用に造られた。ラルドは武器を刀型オプションワークスを召喚し、特攻する大型魔獣に向かって飛ぶ。 そして
ラルド「雷斬」
一閃すると大型魔獣は一刀両断され墜落する。その他の魔獣も両断し、鬼人に向かう。
さらにリカはオプションワークスに能力を追加していた。それは鬼の転生魔法を封じる『鬼封陣』がシステムが入っている。オプションワークスを使うものはすべて鬼封陣が入っている。お構い無く全力で戦える。
ラルドの周りを鬼人で覆う。ラルドはオプションワークスを使いこなし鬼たちを倒していく。骨のない奴等に飽き飽きしていたとき攻撃が襲ってきた。その攻撃を防ぐとそこには副会長のヒナ・ティタールが現れた。学園最強の彼が厄介の相手として見ていた彼女が現れたことにより冷や汗がつたる。
「人間にしてはやる。名を聞いてやろう」
ラルド「ラルドだ」
「私は日向だ。死んでもなお覚えていろ
桜魔法……残桜」
彼女の得意とする桜魔法の残桜が発動する。花びらが彼女の周りを旋回している。彼女の手の合図で動き出す。
ラルドはオプションワークス『黒刀』を抜き花びらを斬っていく。しかし数が多く捌ききれずラルドに当たる。傷が無いものの弁慶の既定値が減っていく。
「ほぅその装甲がなければ死んでいたようだねそれがいつまで続くだろうか」
ラルド「にゃろー」