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学園騒乱

マリアたちが戦っているとき学園内でもあちこちで戦闘が起きていた。

学園長も戦っていた。学園長は書類整理をサボり学園の外をふらふらしていた。そして襲撃に巻き込まれた。ローブの集団がホワイトに襲いかかる。


ホワイト「誰だい?君たちは」


「見つけたぞあの男を殺せ」


いろんな魔法が飛び交うなかホワイトはニコニコしながら魔法を避けている。


ホワイト「白炎」


腕を軽く振るうと白い炎がローブの集団を燃やす。叫び声が聞こえるが火葬してる。

学園長の白炎は火の派生型の希少属性である。


ホワイト「あれ手加減できなかった。まぁいいか次を探してみよう」


学園長は戦闘音が聞こえる場所に赴いた。

そして学園内では生徒の避難と同時にヒナ副会長が応戦していた。魔武器である白桜で敵を凪ぎ払う。ローブで顔を隠していない男が現れた。


「爆裂魔法……爆光虫ばくこうちゅう


無数の虫が現れるとヒナ副会長に飛んでくる。白桜で切り落としながら避難している生徒を守っている。斬り漏らした虫たちが生徒と自分の足と腕に張り付き爆発した。生徒の悲鳴が上がり混乱し始める。


「狼狽えるな!!」


煙の中から右腕を抑え血を流しているヒナ副会長がいた。その一言で正気を取り戻し避難がまた始まった。


「ほう自分よりも生徒を優先するか」


ヒナ「でなきゃ副会長は務まらないので」

治癒魔法で応急措置を施し、無理矢理右腕を動かし白桜を握った。痛みがあるが関係ない。


「その覚悟で死んでいけ

爆裂魔法……豪爆虫」


先程とは違う虫が現れた。そしてこちらに飛んでくる。


ヒナ「白桜貴女の力見せなさい」


白桜が光輝いた。ヒナ副会長の魔力を高め奥義が炸裂した。


ヒナ「桜炎乱舞おうえんらんぶ


白桜に桜魔法を纏わせ振るう。すべての虫が散っていった。そしてヒナ副会長の魔力も底を尽きそうであった。


「珍しい魔法だ殺すには惜しい……だが終りだ」


ヒナ副会長の足にトカゲが掴まっていた。それに気付き振りほどこうとしたが間に合わなく爆発に巻き込まれてしまった。

そこを立ち去ろうとした時、爆煙から剣が飛んできた。それを弾くとそこにはヒナ副会長とイロハ、フレイらがいた。


ヒナ「貴女たち!何故ここに」


イロハ「何故って……助けにですよ」


ヒナ「逃げなさい!っく」


イロハ「安心してください副会長……あの男は……私が斬る」


安恒を出し男に向けて構えた。男は魔法を唱えるがその術式展開を破壊した。男は驚愕した。提唱に使われる魔方陣を破壊されたことに。


イロハもまた成長していた。地球でのんびりと過ごしていたわけじゃない。あの人に近づきたくて……強くなりたくて努力した。


イロハ「神風剣術九ノ型……」


イロハの姿が消えると男の懐に飛び込んでいた。男は反応できず左腕を切り落とされた。



イロハ「暴風鬼テンペストイッツイーラー


「きさまぁー」


吐血しながら爆裂魔法を撃ってくる。それを切り落としていく。


イロハ「私は斬る」


イロハは男を一刀両断した。 この間まで守られていた者とは違う覇気を纏っていた。



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